NBAファイナル進出を懸けたイースタンカンファレンスのカンファレンスファイナル、セルティックス対キャバリアーズ。
最終戦ゲーム7までもつれた激闘を制したの、クリーブランドキャバリアーズでした。

キャバリアーズ4年連続イースタン制覇

プレイオフに入ってホーム7戦負けなしのセルティックス。
ホーム6戦で1敗しかしてないキャバリアーズ。
カンファレンスファイナルも互いのホームで勝利を手にして、最終戦セルティックスホームのゲーム7までもつれたこのシリーズ。
4Q残り6分まで互角でしたが、ここからキャバリアーズが突き放し、ファイナル進出を手にしました。
0勝2敗、2勝3敗で王手をかけられるなど、瀬戸際まで追い詰められながらも、3年連続NBAファイナル進出しているチームの底力が垣間見えたシリーズでした・・・
と言いたいとこですが、このカンファレンスで目立ったのは、レブロン・ジェームスの異次元の活躍でした。
カンファレンスセミファイナルでは、シーズン1位のトロント・ラプターズをスウィープの4連勝で破った時は、レブロン以外の選手も機能しだしたかと思いましたが、このカンファレンスファイナルは、1stラウンドのインディアナ・ペイサーズ戦と同じで、周りの選手が機能するケースが少なく、大袈裟に言えば、キャバリアーズがセルティックスに勝ったというより、レブロンがセルティックスに勝ったと言ってもいいシリーズでした。

カンファレンスファイナル各試合のスコア
【セルティックスホーム】
1戦・○セルティックス108-83キャバリアーズ●
2戦・○セルティックス107-94キャバリアーズ●
【キャバリアーズホーム】
3戦・●セルティックス86-116キャバリアーズ○
4戦・●セルティックス102-111キャバリアーズ○
【セルティックスホーム】
5戦・○セルティックス96-83キャバリアーズ●
【キャバリアーズホーム】
6戦・●セルティックス99-109キャバリアーズ○
【セルティックスホーム】
7戦・●セルティックス79-87キャバリアーズ○

セルティックスの来シーズンは優勝候補筆頭か

昨年同様、カンファレンスファイナルでキャバリアーズに負けたセルティックス。
昨シーズンとメンバーを大きく変えた今シーズン。
本来チームのトップ2であった、アービングとヘイワードを欠いてのプレイオフでは、1stラウンド敗退の声もあったものの、NBAファイナルまであと1勝まで迫った結果は、大健闘でしょう。
主力2名が欠いたぶん、若手が大きくステップアップ。時に、ルーキーのジェイソン・テイタム素晴らしい活躍でした。
チームのメンバー全員がそのまま残ることはないですが、昨シーズンと今シーズンのような大きく変わることはないであろう来シーズン。
アービングとヘイワードが戻って来ることを考えれば、イースタンカンファレンスの優勝候補筆頭と予想する声が多くなっても不思議ではないでしょう。

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