昨年末の有馬記念からまだ数日しか経っていないのですが、個人的には半年前くらいの感覚になってしまっている今日この頃です。競馬ファンにとっては過去に拘らず、常に先を見ていかないとといった気持ちからでしょうかね。しかし、そんなこんなですが、今は少し過去を振り返る時間となったようです。それは、JRAが発表する、その年の受賞馬の受賞式ということになります。注目はなんといってもその年の馬を代表する年度代表馬です。昨年はキタサンブラックが受賞したものの、サトノダイヤモンではないのか?いやいやモーリスでしょう!といった、私の周りの競馬ファンの満場一致は得られなかった結果でしたが、今年はというと私の周りの競馬ファンが満場一致で「キタサンブラック」の声が挙がったカタチとなりました。

やはりキタサンブラック

昨年の漢字は「北」が象徴するように、競馬界でもキタがキーワードだったのかなといった印象です。昨年の一発目は天皇賞春。有馬で負けたサトノダイヤモンに見事にリベンジをした瞬間で、本当に強くなったという印象を大いに与えてくれた結果からのスタートでした。しかし、その後の宝塚記念ではまさかの大失速。過去にみるディープインパクトやオルフェーヴルのような圧倒的強さというところまでのレベルには至っていないのか?そう思わせた瞬間でしたが、コンビを組んでいる武豊騎手は「夜更かしでもしちゃったんじゃないですかね笑」と冗談めかした事を放ち、キタサンブラックの実力というものを全く疑っていなかったのも印象的でした。そして昨年終わってみれば、やっぱり強かったんだなと。
武豊騎手は、キタサンブラック産駒でもG1を制覇すると誓ったのも印象的な授賞式でした。

お疲れ様

キタサンブラックの馬主でもある大野商事の北島三郎氏は受賞について、「先日、引退式を終えたばかりで寂しい気持ちでしたが、2年連続で年度代表馬に選ばれたと聞き、大変に名誉なことと感激しております。新しい道に進む「キタサンブラック」も喜んでいることでしょう。3年間という短い期間でしたが、ご支援をいただいた競馬関係者の方々をはじめ、いつも心温まる声援を頂いた競馬ファンの皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。」と締めくくりました。
お疲れ様、キタサンブラック。

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