抽選の末、JR東日本田嶋の交渉権獲得!

オリックスの1位は予想通り、JR東日本の田嶋大樹投手を指名。西武との競合となったが、福良監督は見事交渉権獲得の紙を引き当てた。
オリックスにとっては、19年ぶりの抽選で勝利2005年から抽選連敗記録を11でストップとなり、やっとの思いというのが強い。
田嶋は佐野日大高校時代からその世代の注目左腕として一目置かれる存在だった。
JR東日本に進んだ後も、変則的なフォームから繰り出すMAX152キロの速球に、切れ味抜群のスタイダーが武器。
出どころのわかりにくい投球フォームから繰り出す速球は、打者はなかなか手が出ない。
新人から二桁勝利も固いとの呼び名が高い。
昨年1位の山岡に続き、先発ローテーションでの躍進が期待される。

必要な即戦力・将来性を考えた高校生もバランスよく獲得できた

2位で指名したのは日立製作所の鈴木康平投手。
186センチ、88キロの体から、最速151キロの直球と100キロ台のカーブなどで緩急を操るピッチングが身上。
1位指名されてもおかしくない逸材だったので、2位で取れたのは儲けものといったとこだ。
先発から抑えまでどちらでもできそうなタイプだ。
3位で指名したのはNTT東日本の福田周平内野手を指名。
小柄だが50メートル走5秒9の俊足に加え、今年の都市対抗では5割超の打率をマークし優勝に貢献した打撃力もある。
選球眼も良さそうで、粘っこくいやらしいバッティングもしてくれそうだ。
オリックスにはいないタイプの選手だ。
手薄な二遊間ピンポイントな指名ができたといえよう。

そして4位の星槎国際湘南の本田仁海投手ら高校生を3名指名。
ピンポイントな即戦力と、将来性考えバランス良いドラフトになったと思う。

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