果糖とは

果糖とは名前の通り、果物などに多く含まれている糖の一種です。
主にハチミツ、果実、根菜などに多く含まれていて、全ての糖の中で最も多く水に溶ける性質を持っています。
別名フルクトースとも呼ばれています。
果糖は天然に存在する糖の中では最も甘く、強いコクがあり、また冷やすことで一段と甘味が増すとう性質があります。そのため、清涼飲料水や冷菓の甘みとして利用されいます。
この果糖は、天然の甘味で食後血糖を上げない成分として注目され、吸収されてすぐ血中に移行するブドウ糖に対し、果糖はほとんどが肝臓で代謝される。そのため甘いものが欲しいとき、果糖を中心にとれば血糖値は上がらず、肥満を防げるはずと考えられ、果糖を主成分にした健康食品も人気を集めてました。
しかし、ここ最近の研究で、果糖を摂りすぎると危険のリスクが高まることがわかってきました。

果糖の危険性

①果糖中毒、肥満など
異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)や高果糖液糖入りの食品=果糖がたっぷり入ったヘルシーな食品というイメージが浸透したことで、これらの食品を大量摂取する人が増加しました。
特にペットボトルの清涼飲料水を一日に大量に飲み続ける「ペットボトル症候群」と言われる人が急増しました。
それもそのはず、果糖は砂糖の1.7倍も甘い為、依存症になるリスクが高いのです。
依存症=中毒です。
果糖を過剰に摂ると快感物質、ドーパミンや脳内麻薬、エンドルフィンが放出されます。
これらの快楽を求めて、また果糖を求めると果糖依存症(果糖中毒)となり、ドーパミンはより増加します。
すると防衛反応によって、今度は過剰に分泌されたドーパミンが減る為、いくら果糖を摂取しても快感が得にくくなります。
結果、更に果糖をより欲するようになります。
果糖が入らないとドーパミンが放出されにくくなり、イライラや不安などのストレスが生じるようになる禁断症状が現れます。
また適量に摂取した果糖は、肝臓できちんと代謝され、血糖値を上げにくくしてくれますが果糖を過剰に摂取した場合、肝臓は果糖を代謝しきれず、中性脂肪に変換され、肥満になるリスクが高まります。
中性脂肪が必要以上に増えると脂質異常症という悪玉コレステロールが増加します。
脂質異常症が進行すると動脈硬化が起こります。
動脈硬化が進行すると脳梗塞や心筋梗塞といった重大な病を引き起こす恐れがあります。
果糖はブドウ糖と比べると満腹感を得にくい為、空腹感は満たされにくいと言います。
だからこそ、過剰摂取になりやすいので、注意しなければなりません。

②老化、糖尿病の合併症、アルツハイマー病など
ブドウ糖の10倍~100倍も糖化反応を起こすと言われている果糖をより摂取した場合は、全身の脂肪細胞に蓄えようと余ったエネルギー源を生体に運ぶVLDL(リポたんぱく質)が作り出され、血中に果糖が入り込んでいきます。
結果、体内に果糖が回り、生体のたんぱく質や脂質とくっつく、糖化反応という現象が起こります。
そして、AGE(糖化最終産物)と言う老化促進物質が作られてしまいます。
これにより、細胞が劣化していく為、正常な代謝が行われなくなることで、シミやシワ、くすみなどの肌トラブルが起こるようになります。
またAGE(糖化最終産物)は腎臓や血管まで劣化させますので、動脈硬化、糖尿病の合併症(糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害)が起こるリスクが高まります。
糖分の50~95%が果糖であるアガベシロップは特に果糖が豊富な健康食品として、注目されていましたが2010年頃より、アガベシロップが糖尿病の合併症を引き起こす恐れがあるとアメリカの研究によって明らかになっています。
「ヘルシーな甘味料」「天然の甘味料」=安全と思い込んで過剰に摂取しがちになりますので、注意したいところです。
更にアルツハイマー病患者の脳には、およそ3倍のAGE(糖化最終産物)が蓄積していたことが研究によって明らかになったことで、果糖の過剰摂取はアルツハイマー病になるリスクを高めるとして、危惧されています。

まとめ

果物にはビタミンや食物繊維が豊富な為、ダイエットや美容に良いと特に女性はたくさん摂取しがちになりますので、注意したいですね。
加工食品の果糖と比べると危険性は低いですがだからと言って、摂り過ぎるのはNGです。
特にマンゴーやスイカ、パイナップル、バナナなど南国のフルーツには糖分が多く含まれていますので、注意しましょう。
年々、品種改良され、糖度を上げた果物は増加しつつあります。
当然、沢山食べれば果糖は安全な糖とは言えなくなるでしょう。
果糖本来の健康効果を得るには、適量に摂取すると言うことを忘れないことが大切です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するまとめ

平熱を上げて免疫力を高めよう!

免疫力を高めたければ平熱をあげよう!

スマホのやりすぎで首が痛い!現代人に急増中のストレートネックを緩和させる自己治療法

スマホ・パソコンをやり過ぎて、首が凝る! そんなお悩みを抱えた方が急増中のストレートネック。 かつて私自身も…

関連するキーワード

1家族一回限りの無料サンプル請求

tokotoko

トコトコとコツコツとやっていきます。