疲れの種類

・身体的な疲れ
運動など、体を動かすことで起こる疲れはもちろんのこと、その逆で長時間パソコン作業などでほとんど体を動かさないことによって、体に生じる疲れも含まれます。
筋肉の疲労によるものが大きいのが、身体的な疲れの特徴と言えます。

・精神的な疲れ
仕事に対するモチベーションが上がらない、何もする気にならない、気持ちが乗らないなどのように、意欲が低下した状態は、精神的な疲れによるものと言われています。

・環境的な疲れ
気温の変化など、環境によってもたらされる疲れは環境による疲れと言われます。
暑いところから急にエアコンの効いた部屋に移動した時など、特に何もしていないにも関わらず疲れの症状を感じることがあるようです。

疲れが取れない原因とは

・睡眠不足
例えば、仕事から帰宅後、ご飯を食べて、お風呂に入ってなどとしていると、自由になれるのはどうしても遅い時間帯になりがちです。
そのため、深夜まで趣味やテレビに没頭してしまう人は少なくありません。
しかし、体は寝ている間に細胞が活性化されて、修復されると言われているので、睡眠不足になるとおのずとその作業が滞ってしまい、疲れが取れにくくなると言われています。
また、自分ではしっかりと寝ているつもりでも、質の低い睡眠の場合は実は脳や体は休んでいない可能性もあります。
・生活リズムの乱れ
病気でないにもかかわらず、疲労が慢性化する場合があります。人の身体には、「神経系」「内分泌系」「免疫系」の相互の働きによって、身体を一定のコンディションに保とうとする恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。例えば、健康な状態であれば活性酸素が発生しても、体内で活性酸素を処理する仕組みが働き、疲れをきちんと解消します。
しかし、過労やストレスなどホメオスタシスを乱す要因があると、活性酸素を処理しきれなくなり、細胞が傷害され、細胞の修復にも時間がかかるため、疲れが抜けにくくなります。また、ストレス対処がうまくいかない場合や、生活リズムが崩れた状態が是正されない場合は、脳内神経系の働きを回復させることも難しく、セロトニンの作用が減少した状態が続いてしまいます。

疲れが取れないでいると、1日が楽しくなかったり、仕事での集中力不足から
怪我をしてしまったり、重大な事故を起こしかねませんよね。
以外と疲れの原因は生活習慣に隠れています。頑張ることも大切ですが、頑張り過ぎないように。そして、良い睡眠をとり、生活のリズムを見直してみましょう。

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