怪我をした時、温める方が良いか、冷やした方が良いか悩んだことありませんか?

冷やす時はどういう時か

冷やす治療法を寒冷療法といいます。 基本的に急性期や炎症症状がある場合に冷やした方が良いそうです。例えば、捻挫の直後、スポーツ中にぶつかって腫れてしまった場合など。
炎症の兆候とは、発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害などで、このような症状が見られている場合は、組織の損傷や組織内で出血などが起こっているそうです。炎症症状が見られた場合や受傷直後は冷やすのが基本だそうです。 この時期に温めるのはタブーなので注意した方が良いそうです。
例えば炎症がある場所を温めると、血管が拡張し血流量が増加するため腫れが増加し、痛みが強くなってしまいます。 これは温めの効果として血管拡張、血流増加、神経伝達速度が速くなるためだそうです。そのため炎症症状がある場所に対し温めることは良くないとされています。

温める時はどういう時か

温めるのは基本的に炎症症状がない場合のようです。 例えば、慢性的に筋肉が硬くなっていて痛みが出ている場合は温めます。 筋肉は温めることで柔らかくなるため痛みが軽減します。
慢性というのは、激しい症状はないが、ダラダラと弱い症状が続く状態を指すそうです。
慢性の時には、炎症はおさまっているので熱感も腫れもなく、激しい痛みもなくなっています。でも、地味な痛みがダラダラ続いています。
慢性のときのカラダは、痛めた場所に限ってひどく疲れています。筋肉は硬く、血行は悪くなっています。血行が悪い場所は、重くてだるいような痛みを感じます。
原因は、炎症ではなく血行不良ということだそうです。となると、血行を良くするには温めた方が良いということになります。

痛みの原因によって冷やすのか温めるのか違います。 まずは原因を知ることが重要ですね。 冷やすのは、炎症症状があるとき。炎症症状がある場合に温めてしまうと悪化するため注意が必要です。温めるのは、慢性的な痛みの場合です。このように冷やす場合 と 温める場合の対処がちがうので注意が必要です。みなさんも適切な対応をし痛みが悪化しないように注意してくださいね。

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