大阪桐蔭トリオの一人がやっと帰ってきました。正確には岡田選手も大阪桐蔭出身なのでカルテットが正解ですが・・・。俗にいう埼玉西武ライオンズの大阪桐蔭トリオとは、中村剛也、浅村栄斗、森友哉ですが、その森友哉選手が今年3月5日のWBC強化試合・キューバ代表戦でデッドボールを受けて左ヒジを骨折し戦線離脱していました。当初は約3ヶ月とされていた離脱期間でしたが、リハビリに時間が費やされ、遂に遂に森友哉選手が一軍復帰。その森友哉選手復帰戦となった昨晩の試合は、2位東北楽天ゴールデンイーグルス。共に譲れない一戦で合計29本の安打が飛び出す乱打戦となった模様です。
それでは試合を振り返りましょう。

乱打戦制した攻撃陣

この日の埼玉西武ライオンズの打順のオーダーは大きく入れ替わり、今まで9番を打っていた金子選手が1番に、そのため1番の秋山選手が3番に、3番の浅村選手が4番に、4番の中村選手が6番へといったオーダーとなりました。このオーダーが成り立つとしたら、控えに栗山選手、メヒア選手がおり、これは非常に厄介な打線となり、層の厚みが整ったといったところです。ちなみに復帰の森友哉選手は、7番DHにて先発出場しました。
ゲームを動かしたのは初回の埼玉西武ライオンズの攻撃。東北楽天ゴールデンイーグルスの先発コレラス投手が乱調もあり、ヒット、四球、四球となり、5番山川選手にも四球で押し出し。難なく先制点を挙げました。続く中村選手がショートゴロのゲッツー崩れの間にもう1点追加。続く復帰第1打席目となった森選手がセンターへのタイムリーヒット、更に炭谷選手の死球もあり、この回一気に4点もぎ取り試合が決まったかと思われましたが、埼玉西武ライオンズの先発ウルフ投手も制球が定まらず、甘く入ったボールを楽天ゴールデンイーグルス打線につかまり6回まではシーソーゲーム。取っては取られての連続でしたが、この日の試合を決めたのが6回裏の埼玉西武ライオンズの攻撃でした。浅村選手が凡打で倒れてからの 山川選手がセンターへのホームランで勝ち越し。更に、中村剛也に代わった久々の登場の永江選手がライオンズファンもビックリのライトスタンドへ飛び込むホームラン。更に森選手が四球で歩いてからの外崎選手がライトスタンドへ飛び込むツーランホームランと、この回にホームランが3も飛び出し再びリードを4点としました。更にトドメは8回裏の攻撃。2つの四球があり炭谷選手がセンターへのタイムリーヒット、金子選手は四球、続く源田選手も四球で押し出し、続く秋山選手はタイムリーヒット、そしてまたもや永江選手がタイムリーなどで一気に5点とし、16-8と大きくリード。この日の埼玉西武ライオンズの攻撃は、相手投手の制球が定まる前になだれ込んだ素晴らしい攻撃っぷりを見せてくれた感じでした。

先発ウルフ乱調もリリーフ陣踏ん張る

埼玉西武ライオンズの先発ウルフ投手は、ここまで9勝2敗の防御率3.03といった成績。今シーズンは非常に安定している投手陣の中でも1・2位を争うくらいの活躍ぶりでしたが、昨晩はどうもピリッとしていなかった様子です。試合の展開自体が乱打戦になってしまったのもあったので仕方ないのかな?とも思えます。攻撃陣が取ったリードを守りきれず、この日は枡田選手がウルフ投手にあっていたようで勢いに載せてしまった感はあります。
攻撃は7点も取ってくれましたが楽天打線を抑えきれず6失点。結局、4回と0/4で降板し、武隈投手に託しました。が、乗りに乗った枡田選手がライトスタンドへ飛び込むホームランで同点、ウルフ投手は残念ながら勝ちが付かないゲームになってしまいました。
しかしその後のリリーフ陣が踏ん張りました。武隈投手は6回もマウンドに上がり0点、続く7回は牧田投手で失点0、8回は平井投手で失点0と完璧に抑え試合を締めにかかり、最後はテスト当番的な小石投手が1点取られるも、大きく差を開いてくれた攻撃陣のおかげで、終わってみれば17-8と圧勝しました。
これで埼玉西武ライオンズの連勝記録は3。ゲーム差も2位東北楽天ゴールデンイーグルスに4.5ゲーム差、4位オリックスバッファローズには15ゲーム差としています。
首位までは6.5ゲーム差だいぶ縮まった感じです。もう一踏ん張り、頑張りましょう。

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