炎をモチーフにしたユニフォームになってから4連勝で迎えたオリックスバッファローズとの三連戦の第2戦となった昨晩の試合も、見事に6-2で埼玉西武ライオンズが勝利し、これで連勝記録が5となりました。更に、炎を纏ったユニフォームを着ての試合では負けなしと、今年の企画ユニフォームは今のところ絶好調といった感じです。今夜はオリックスバッファローズとの三連戦最後のカードとなります。好調そのままに今夜も勝って4位のオリックスバッファローズを突き離し、さらに2位の福岡ソフトバンクホークスとの差を縮めてもらいましょう。さて、昨晩の試合を振り返ってみましょう。

球団新記録!新人最多盗塁数更新

埼玉西武ライオンズの先発は岡本洋介投手。初回ランナーを1塁において小谷野選手にいきなりの先制ツーランホームランを打たれてしまい、嫌なムードが漂いました。一昨晩に引き続き、埼玉西武ライオンズは先制される展開となりました。しかしその裏すぐに追いつきます。先頭の秋山選手がライト前で出塁も、2番源田選手が内野ゴロのゲッツー崩れで1塁に残ります。ここで源田選手が盗塁を試みて成功。見事に今シーズン27個目の盗塁を決め、球団では新人最多記録を更新しました。
盗塁を決めた源田選手を2塁に残し、昨晩は4番に返り咲いた主砲・中村選手の弾丸ライナーで飛び込む第22号同点ホームラン。嫌なムードを主砲の一振りで払拭してくれました。一昨晩に引き続き、昨晩も豪快なホームランを魅せてくれ、ファンのボルテージは大いに盛り上がった瞬間でした。
そしてこのまま試合は硬直状態に陥り、やや落ち着いたところでの4回裏。3番浅村がライト前ヒットで出塁。中村選手は凡退も、5番栗山選手がレフトに流してのヒットでワンアウトランナー1・2塁。バッターは6番山川選手。

山川打てば栗山も激走

カウントはツーボールからの三球目。やや甘く入った直球をスイング。打球は矢のようにライナーで飛び、あっという間に左中間真っ二つのツーベースヒット。2塁ランナーの浅村選手は悠々とホームイン。1塁ランナーの栗山選手も激走でホームイン。これが結果的に決勝点となる逆転2点タイムリーヒットとなりました。
打った山川選手も称賛に値しますが、やはりここは1塁からホームまで激走した栗山選手を称賛したいところ。チームの柱である栗山選手のような存在が、このようなハッスルプレーを見せてくれるとチームの士気はさらに上がり、チームに良い空気を持ち込めます。
この流れに乗って昨晩はマスクを被った岡田選手もツーベースヒットとと、山川選手をホームに返しトドメの追加点につながっています。
ベテランと若手が機能し、更に投打のバランスが良くなりつつある埼玉西武ライオンズの好調さは、やはりベテランのガッツ溢れるプレーが源なのかなと思った瞬間でした。

ゲーム差7.5

試合はその後の5回裏にも盗塁を成功させた源田選手を2塁において、中村選手のタイムリーヒットで追加点を挙げた埼玉西武ライオンズが勝利。最後は岡本-武隈-シュリッター-牧田-増田の投手リレーで1回の小谷野選手に浴びせられたホームランの2点のみでピシャリとシャットアウト、見事に5連勝となり4位オリックスバッファローズとの差を10.5に、2位の福岡ソフトバンクホークスとの差を7.5に縮めました。
今晩も勝利しましょう。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。

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