ザ・夏の食べ物
それがスイカじゃないでしょうか。
夏の暑い時期に、水々しく甘くて、シャリシャリした食感。
好きな方が多いですね。
私の家で飼っていた犬も、スイカは大好きでした。
さて、そのスイカですが、ただ美味しいだけじゃなかったのです!
その効果とは!?

むくみの解消になる!?

スイカは昔から腎臓病の妙薬として知られてきました。
これはスイカに体のむくみを取り除く利尿作用があるからです。

むくみは腎臓病だけでなく、心臓病や高血圧からくる場合があります。
また、妊婦や水分の摂りすぎ、偏った食事などが原因でむくみを生じることがあります。

いずれにしても、スイカには体内の水分を排泄する作用があるのでむくみには絶大な効果を発揮します。

スイカをそのまま食べても、利尿作用を高めようと思ったら、すいか糖を食べるのが一番です。

すいかのちょっと変わった利用法として、すいかの汁で口内炎を治す方法があります。
しぼり汁を口の中に1~2分含んで吐く、ということを日に数回繰り返すことで口内炎の熱がとれ、痛みが和らぎます。

スイカの種をあまく見てはいけない!?

ぺっぺっぺと、飛ばしちゃうスイカの種ですが、漢方では強壮、止血、のどの痛みなどに効果のある薬として用いられています。

すいか糖を作る際、果肉だけではなく、種を一緒に入れて作ると良いでしょう。
種の周りについた繊維を取り除き、これを果肉と共に鍋で煮つめ、水分が1/3程度になったら種だけ取り出し、残りをさらに煮つめて作ります。

このすいか糖は、腎炎や妊娠のむくみばかりでなく、尿道炎やぼうこう炎にもよく効きます。
細菌で炎症を起こしたぼうこうや尿道を、大量のおしっこで流してくれるからです。

皮!?

漢方では、すいかの皮は重要な薬の材料で、コレステロールを減少させたり、血管を拡張させる作用をもっています。

普通、私たちは、果肉だけを食べて皮は捨ててしまいますが、中国では皮を漬け物にしたり、前菜料理に使ったり、フルに利用されています。
皮の部分に、栄養が多いことを考えれば、実に合理的なムダのない利用法といえます。

スイカ凄い!

食べる部分だけではなく、種や皮まで、いろんな効果があるんですね。
これはもう今年の夏は、スイカを丸かじりするしかないですね!!!
ってそれはないですね!
とにかく、スイカ凄い!

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