興奮冷めやまぬ東京競馬場。日本ダービーはルメールがレイデオロを勝利へと導き余韻が残っている中、日本ダービーから1R明けてのG2レース・目黒記念が開催されました。
始まりのファンファーレが鳴り響き、一度は止んだ歓声が再度こだました東京競馬場。ゲートに各馬が入りスタートしました。フルゲート18頭が異様な空気のなか飛び出し目黒記念の火蓋が切り落とされました。

2015年2月以来の勝利!フェイムゲーム

今年7歳となったフェイムゲーム。思えばフェイムゲームが3歳の時の皐月賞は今週末の安田記念で出走予定のロゴタイプが、日本ダービーはキズナが、菊花賞はエピファネイアが獲った世代。未だにG1馬になりきれていないフェイムゲーム。
スタートはやや遅れての10番手スタートとなりました。
メイショウカドマツがハナでレースを引っ張り縦長のレース展開となりました。
縦長となったとはいえ、1キロ通過が60秒と決して早いペースとはならず、ハナを行っていたメイショウカドマツも3コーナー過ぎた頃には馬群に呑まれる状態となりました。
そのフェイムゲーム、3・4コーナーでも番手は変わらず中目の10番手あたりを走行。ラスト400mではあまり伸びはなかったが、ラスト200mから劇的に伸び始めて、最後は1番人気のヴォルシェーブを差し切り、約半馬身のリードで勝利しました。
フェイムゲームを2015年2月以来の勝利に導いたのは、日本ダービーでもその敏腕っぷりを見せつけたルメール。これで同日2重賞レース制覇となりました。

またもや勝ちきれなかった!ヴォルシェーブ

メトロポリタンステークスでは、最後の直線の入り口で前塞がりとなったため、強引に外へ振ってからのスパートとなり、かなりのロスがあったにせよ、スパートのエンジン点火すればラスト200mで一気に突き抜けて圧勝。そんなこともあり、もちろん実力も1番人気を背負って走って当たり前のヴォルシェーブでした。
このレースも同じようなことが起きてしまったのかな?ろかんじたレース展開でした。
レース展開的には、無理なく中団で待機し脚を溜めいていたと行って良いと思います。しかし、メトロポリタンステークス同様に、直線で前を向いた時に、レコンダイトに蓋をされてしまったかのように塞がり、よーいドンができない状況へと陥ってしまった感は否めないと思います。しかし、そんな状況だったにも関わらず頑張ってくれ、上がりはワンアンドオンリーに続く2番目の34.3で上がっています。
最後はフェイムゲームに差されてしまい2着へ後退。どうしても勝ちきれないヴォルシェーブです。

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