遂にきた!2014年皐月賞馬の底力!

4月23日 京都競馬場 11R 芝1600m マイラーズカップ
イスラボニータのファンであれば涙する瞬間が訪れました。
思えば、2年7ヶ月も勝利から遠ざかっていたイスラボニータ。常に連対に名を連ねていただけに、「そんなに勝っていなかったの?」と思わせる強さを誇っていました。ここ最近は、モーリスやドゥラメンテ、ミッキーアイルにロゴタイプなど、短距離の代名詞とも言える強馬の壁が大きくそびえ立っており、あと一歩というところで届かない競馬が続いていました。
この日のイスラボニータはスタートも順調に飛び出せました。その後は無理することなく、いつもどうりの好位置まで順位を下げて、3・4コーナーまでは5番人気のフィエロの内側後方にキープ。内内を攻める競馬に持って行ったルメールは、いつでも反応出来るイスラボニータを知り尽くした走りを見せ、隙間からグンっと伸び、最後は1番人気のエアスピネルとの叩き合いで半馬身抜け出し勝利。マイラーズカップで見せた手綱捌きを出来るのであれば、海老名騎手ではなく、ルメール騎手とのコンビが相応しいのかも知れません。
何はともあれ、これで昨年6着で終わった安田記念の優先出走権を獲得しました。
今年こそマイル王び輝き、年間代表短距離馬と輝いて欲しいものです。

どんなレース展開もなんのその!さすがはエアスピネル!

この回のマイラーズカップにおいての1番人気はエアスピネル。
皐月賞は4着、東京優駿も4着、菊花賞では3着と、どんな展開になっても、そこそこの結果を出してくるのがエアスピネルだけに、ついつい期待をしてしまいがちです。
今年に入ってからは距離をマイルに絞っての出走。ここまで1着、3着と結果を出してのマイラーズカップ。
逃げ馬不在という状況の中スタートしたエアスピネルはまずまずの出だしを見せ、イスラボニータ同様に少し下げての5番手と好位置でレース。4コーナー過ぎても上げずに待機が続いていたので、いつのびるか?と思っていた矢先にイスラボニータが仕掛けてきました。それに反応したエアスピネル。2頭ともにグンっと伸び前を走るサンライズメジャー、フィエロ、クルーガーを一蹴。最後はイスラボニータとの一騎打ちとなったが、一度前に抜け出したイスラボニータを捉えきれず半馬身差で負けたレースとなりました。イスラボニータと共に上がり3ハロン32.9は4着となったブラックスピネルに次いで2番目に早いラップタイムでした。それにしても今年に入って連対率100%と安定した走りを見せみせる、最強馬揃いの4歳馬・エアスピネル。次走もかなりの期待を集めるでしょう。

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とりあえずお疲れ様でしたといったところでしょう。今後のサトノダイヤモンドに期待しましょう。