清水エスパルスの金子がメモリアル弾!!

J1通算2万ゴールのメモリアル弾は、Jリーグ開幕時はまだ生まれていなかった21歳、清水エスパルスの金子翔太の左足から生まれた。

21日に行われたJ1第8節、川崎フロンターレと清水エスパルスの一戦。前半14分、清水の鄭大世の右クロスをファーサイドに詰めた金子翔太が左足で押し込み、先制点。自身のJ1通算2ゴール目がJ1通算2万ゴールのメモリアル弾となった。

試合は、清水が終了間際に劇的な同点ゴールで追いつき、2-2の引き分けに終わった。

パス本数は1014対355!圧倒的にゲームを支配した川崎が勝利も逃す

この試合、川崎は前半から普段通りのパスサッカーで、清水エスパルスを翻弄し、試合を支配していた。試合終了後、試合を配信したDAZNが番組内で紹介したスタッツでは、パス本数が川崎の1014本に対し、清水はわずか355本という圧倒的な差。しかも、中村憲剛、谷口彰悟、エドゥアルド・ネットの3人の合計本数だけで、清水のパス総数を上回るという衝撃的な数字も示された。

しかし試合は、前半立ち上がりに清水にJ通算2万ゴールとなる先制点を許す。川崎は後半に阿部浩之、中村憲剛のゴールで逆転し、勝点3はほぼ手中にあった。しかし、川崎1点リードで迎えた後半ラストワンプレーで、清水のチアゴ・アウベスに単独で持ち込まれ、シュートを許すと、ボールは無情にもGKチョン・ソンリョンの手をすり抜け、ゴールに吸い込まれた。

J1歴代記念ゴール達成者

Jリーグ記念すべき第1号ゴール!ヴェルディ川崎・マイヤー

出典:YouTube

1 マイヤー(V川崎 1993年5月15日)
500水沼貴史(横浜M 1993年12月1日)
1,000 メディナベージョ(横浜M 1994年8月17日)
1,500 城彰二(市原 1995年4月5日)
2,000 エジソン (平塚 1995年8月12日)
2,500 江尻篤彦(市原 1995年11月15日)
3,000 三浦泰年(V川崎 1996年8月28日)
3,500 高木琢也(広島 1997年5月3日)
4,000 横山貴之(C大阪 1997年8月23日)
4,500 レディアコフ(横浜F 1998年4月25日)
5,000 バジーリオ(柏 1998年9月23日)
5,500 佐藤一樹(横浜FM 1999年4月24日)
6,000 鈴木秀人(磐田 1999年11月7日)
6,500 長谷川祥之(鹿島 2000年7月1日)
7,000 久保竜彦(広島 2001年5月12日)
7,500 久保山由清(清水 2001年11月3日)
8,000 崔龍洙(市原 2002年9月14日)
8,500 ヴァスティッチ(名古屋 2003年5月18日)
9,000 斎藤大輔(市原 2004年3月13日)
9,500 安貞桓(横浜FM 2004年9月23日)
10,000 前田雅文(G大阪 2005年5月8日)

過去のメモリアルゴールを振り返る

出典:YouTube

10,500 今野泰幸(FC東京 2005年11月12日)
11,000 アンドレ(京都 2006年7月23日)
11,500 田中佑昌(福岡 2006年11月18日)
12,000 ウェズレイ(広島 2007年6月23日)
12,500 マルキーニョス(鹿島 2008年3月16日)
13,000 巻誠一郎(千葉 2008年9月14日)
13,500 鄭大世(川崎 2009年5月10日)
14,000 中山博貴(京都 2009年11月28日)
14,500 赤嶺真吾(仙台 2010年8月22日)
15,000 辻尾真二(清水 2011年5月22日)
15,500 ラフィーニャ(G大阪 2011年9月18日)
16,000 藤田直之(鳥栖 2012年5月25日)
16,500 永井謙佑(名古屋 2012年11月17日)
17,000 鈴木大輔(柏 2013年7月17日)
17,500 家長昭博(大宮 2014年3月15日)
18,000 興梠慎三(浦和 2014年9月23日)
18,500 塩谷司(広島 2015年5月23日)
19,000 高山薫(湘南 2015年11月7日)
19,500 遠藤康(鹿島 2016年7月17日)
20,000 金子翔太(清水 2017年4月21日)

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