開幕カード、ヤクルトに負け越した横浜DeNAベイスターズが、本拠地・横浜での開幕を迎えました。相手は開幕3連勝中の読売ジャイアンツです。

4/4 vs 巨人1回戦(横浜スタジアム)

本拠地開幕!今永無念の緊急降板!

本拠地開幕!今永無念の緊急降板!

ベイスターズ 2-5 ジャイアンツ

勝: 菅野智之(1勝0敗0S)
S: カミネロ(0勝0敗2S)
敗: 三上朋也(0勝1敗0S)

本塁打
横浜 J.ロペス 2号
巨人阿部慎之助 3号

先発は巨人が菅野投手、横浜が2年目の今永昇太投手だったが、両投手は昨季、味方の援護に恵まれず、勝ち星が伸びなかった。昨季の菅野は防御率2.01に対し1試合平均の援護点は2.92で9勝と、最優秀防御率を受賞しながら10勝に到達することが出来なかった。今永も防御率2.93に対し平均援護点は3.06。好投を見せても援護に恵まれない場面が目立ち、8勝に終わっている。

今永は開幕カードで好調だった巨人打線を6回2死まで2安打と沈黙させた。3回に坂本にタイムリーを打たれた以降はノーヒットと完全に封じ込んだ。しかし、今永をアクシデントが襲う。7回2死一塁の場面で、左足を痛め負傷降板となってしまった。
一方の菅野も7回まで6安打を許すも、要所を抑え7回を3回の1失点のみに抑えた。

試合は8回、ベイスターズが同点の場面で勝ち継投の三上朋也投手を投入するも、これが裏目となり、継投が打ち込まれることになる。立岡に試合の均衡を破るタイムリー三塁打を浴び勝ち越されると、その後も坂本の適時打、阿部の2点本塁打で4点のリードを奪われる。

ベイスターズは8回にロペス選手がマシソンからソロ本塁打を放ち、3点差とすると、9回にも守護神・カミネロから二死2・3塁と一発が出れば同点のチャンスを作ったが、桑原選手がレフトフライに打ち取られて試合終了。

4/5 vs 巨人2回戦(横浜スタジアム)

ベイスターズ 2-4 ジャイアンツ

勝: 内海哲也(1勝0敗0S)
S: カミネロ(0勝0敗3S)
敗: 井納翔一(0勝1敗0S)

ベイスターズの先発は井納。昨シーズンは巨人戦に4度登板。完封勝利を含む2勝1敗、対戦防御率2.96と好成績。CSでも巨人相手に勝利投手となっている。

井納は立ち上がり、3人でピシャリと封じる好スタート。序盤はほぼ完璧なピッチングを見せる。一方、打線は巨人先発の内海に対し、3回に先制!1死1・3塁のチャンスで梶谷隆幸のセカンドゴロの間に、3塁走者・戸柱が生還して幸先よく先制。

ところが4回、井納が2死からピンチを招く。坂本、阿部に連続四球。続くマギーの打球はサードへの内野安打となったが、これを処理した白崎がファーストへ悪送球。2塁走者の坂本に生還を許し、1-1の同点に。続く5回、1死後に内海にタイムリーを浴びてしまい1-2と勝ち越しを許すと、さらに立岡にタイムリー、坂本勇に犠牲フライを許し、この回3失点。1-4と突き放され、井納は5回で降板。

反撃に出たいベイスターズだが、走者を出すものの、内海に要所を封じられて4回以降は得点を奪えない。それでも、2番手・須田、3番手・田中健、4番手・砂田のリリーフ陣が踏ん張り、反撃を待つ。

すると終盤の8回、巨人2番手のマシソンから筒香がツーベースヒットを放つと、倉本が四球を選び1・2塁のチャンスを演出。ここでエラーを挽回したい白崎がセンター前にしぶとく運ぶタイムリーを放ち1点を返す。

しかし昨日に続き、巨人の新守護神・カミネロに抑えられてしまいゲームセット。ベイスターズは3連敗となってしまった。

4/6 vs 巨人3回戦(横浜スタジアム)

ベイスターズ、本拠地初勝利!巨人の連勝を止める!

ベイスターズ、本拠地初勝利!巨人の連勝を止める!

ベイスターズ 4-2 ジャイアンツ

勝: S.パットン(1勝0敗0S)
S: 山﨑康晃(0勝0敗1S)
敗: 山口鉄也(1勝1敗0S)

本塁打
巨人阿部慎之助 4号

先発は新加入の右腕・ウィーランド。チームの連敗ストップとともに、自身の初登板初勝利を狙う。

試合は1回裏、ベイスターズ打線が巨人先発の吉川光を捕らえ、2死1・2塁で宮崎が先制タイムリーヒット!続いて2回裏、エラーで出塁した白崎を2塁に置いて、桑原がタイムリーツーベースヒットで追加点。2-0とリードを広げた。

ウィーランドはキレのいいストレートとカーブを軸に巨人打線を5回まで散発3安打に封じ、勝ち投手の権利を得る。しかし6回、2死から坂本勇にライト前に運ばれると、阿部にライトスタンドへ2ランホームランを浴びてしまい、2-2の同点とされてしまう。

ウィーランドが6回で降板すると、7回は、ここまで3登板で無失点のパットンが抑える。するとその裏、先頭の倉本がセンター前にヒットを放つと、戸柱、代打・佐野が連続四球を選び満塁のチャンス!2死後、打席に入った梶谷がセンター前に運ぶ2点タイムリーを放ち、4-2と再びリードを奪う。

ベイスターズは8回を砂田、三上でしのぐと、9回は今季ハマスタ初登板となる山崎康晃が登場。山崎康晃は、先頭の長野、代打・亀井にヒットを許してピンチを招くも、代打・村田を渾身のストレートで見逃し三振に仕留めるなどで後続を断ち、チームの連敗を3で止めるとともに、今シーズン初の本拠地勝利をもたらした。なお、2番手のパットンが来日初勝利をマークしている。

明日からナゴヤドームに移動して中日ドラゴンズとの3連戦。予告先発クラインが自身2連勝とチームの連勝をかけてマウンドに上がります。

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