瓦そば

山口県下関市豊浦町発祥の麺料理で、文字通り、熱した瓦の上に茶そばと具材を載せてあり、温かいめんつゆで食べます。

最近では、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の劇中にも登場し、注目されたそばです。

1877年(明治10年)の西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話に参考にして、1961年(昭和36年)に川棚温泉で旅館を営む高瀬慎一が宿泊者向けの料理として開発したとされています。

山口県内では広く家庭でも食されており、家庭向けに蒸した茶そばとつゆのセットがスーパーマーケットなどで売られており、家庭でも調理されることもあります。ちなみに家庭では瓦に載せて食べるのはほとんどなく、ホットプレートやフライパンが用いられてます。

わんこそば

お椀に入ったそばを何杯食べられるか!?大食い選手権でもおなじみ。遊び心あふれる岩手名物のそばが「わんこそば」です。

お椀に入った一口大の温かいおそばをお給仕さんが「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」の掛け声とともに放り込み、薬味(なめこおろし・まぐろ・白ごま・ねぎ・青しそ・のり・季節のもの)を少しずつ入れながら食べ、お客様が満足するまで何杯でもお代わりをして楽しみます。
お椀にフタをするとごちそうさまの合図になります。

お店によって違いますが、15杯前後で通常のもりそば一杯分になります。

(ちなみに筆者はわんこそばの有名店・東家さんで116杯食べました。)

なおわんこそばは本来「大食い・早食い・競い合い」ではなく、茹でたてのそばを温かく美味しく心ゆくまで召し上がっていただくおもてなしの料理です。
初めの一杯から蓋をする最後までゆっくりと食べる食べ方も「わんこそば」の美味しい召し上がり方です。

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