トリプルスリーとは?

トリプルスリーとは、シーズン中に「打率3割以上、本塁打30本以上、盗塁30個以上」を達成することです。
2017年1月現在までで、過去プロ野球において10名しか達成しておらず、ヤクルトスワローズの山田哲人選手は15年、16年と2年連続達成しています。
トリプルスリーを達成するにあたり、一番難しいとされているのが、本塁打と盗塁の両立。本塁打を打てる選手は、足がそこまで速い選手が少なく、本塁打を打つことにより、塁に出られず盗塁をするチャンスが少なくなることが特徴です。
「打率3割以上、本塁打30本以上」と「打率3割以上、盗塁30個以上」は過去達成者は多いが、「本塁打30本以上、盗塁30個以上」というのは極めて難しいものとなっています。
これを2年連続で達成した山田哲人選手は本当にすごいの一言です。

次にトリプルスリーを達成できそうな選手

広島東洋カープ〜鈴木誠也選手〜

昨シーズン彗星の如く現れた次期広島東洋カープの4番候補、鈴木誠也選手。
昨シーズン途中からレギュラーの座を射止め、
129試合出場で、打率.335、本塁打29本、盗塁16個の成績。
まだ22歳という若さで、この成績は素晴らしいの一言です。
近いうちにも達成できるのではないかと囁かれています。

読売ジャイアンツ〜坂本勇人選手〜

ジャイアンツの若きスター、坂本勇人選手。
昨シーズンは打撃が開花し、打率.344で、自身初の首位打者を獲得。
昨シーズン、打率.344、本塁打23本、盗塁13個と好成績。
坂本選手自身、本塁打30本以上を打ったシーズンがあるので、課題は盗塁かと思います。坂本選手のシーズン最高盗塁数は24個。
十分狙える位置にいるのではないでしょうか。

阪神タイガース〜糸井嘉男選手〜

今シーズン、オリックスからFAで阪神タイガースに移籍した糸井嘉男選手。
昨シーズン打率.306、本塁打17本、盗塁53個と、35歳にしてこの成績はまさに超人。特に盗塁数はリーグトップタイで、盗塁王のタイトルを獲得。年齢を感じさせない存在感です。
糸井選手の課題は本塁打。糸井選手シーズン最高本塁打数は19本。本拠地が今シーズンから京セラドームから甲子園に変わるので、これがどう転ぶか楽しみですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
上記に述べた選手以外にもまだまだトリプルスリーを達成できそうな選手はいます。
昨シーズンの鈴木誠也選手のように、突然ブレイクする選手が現れることもあるので、本当にシーズン開幕が楽しみですね。

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