千葉マリンスタジアム命名権に「ZOZOTOWN」運営会社が名乗り!

今月24日、大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する「スタートトゥデイ」が、千葉ロッテマリーンズの本拠地・千葉マリンスタジアムの命名権取得の公募に入札したことが分かった。公募は20日締め切られており、数社の参加が認められている。所有者の千葉市と球団による審査を経て、来月の11月上旬に新スポンサーが決定するそうです。

2016年12月、「QVCマリンフィールド」の名前がなくなる!

千葉マリンスタジアムは、QVCジャパンとの命名権契約により2011年3月から「QVCマリンフィールド」の名称で親しまれていたが、2020年11月までの契約期間を残していたQVCジャパンとの契約解除が決まり、千葉市は新スポンサーを募集していた。
契約期間は2016年12月から5年以上。命名権料は年間2億5000万円以上。これに加えて、市側は名称の中に「マリン」の文字の使用を求めているなどの条件がある。

ZOZOTOWNでお馴染み「スタートトゥデイ」が球団運営?!

スタートトゥデイは2004年にファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の運営を始め、2007年12月に東証マザーズに上場。資産2000億円とも言われる前澤友作社長は千葉県出身で、地元に愛着があり、本社も球場のある幕張地区にある。今回、地元の企業として命名権買収に名乗りを上げたが、将来的な球団運営に興味を示し、すでに球界関係者とも接触しているとの噂もある。

その背景には2005年にプロ野球に参入した楽天や、2011年に横浜を買収し、約30億円の赤字を5年で黒字化の見込みとしたDeNAの成功例の影響もあると思われる。現状、千葉マリンスタジアムを本拠地とするロッテに球団売却の動きはありませんが、業務好調なスタートトゥデイの今後の動きには注目かもしれません。

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