リオ五輪、オーバーエイジ枠内定
いよいよリオ五輪の開幕が近づいて来ました。各国とも一つでも多くのメダルを取ろうと最後の調整に入っていくかと思います。日本でも五輪に出場するサッカーのU-23日本代表で気になるニュースがありました。オーバーエイジ枠に三人の選手が内定したということです。今回はオーバーエイジについてと選ばれた3選手についてまとめていきます。
オーバーエイジって?
アトランタ五輪以降適応されているこのルール。オリンピックのサッカーは23歳以下の選手のみ出場資格がありました。ただ、集客などを考慮し、あまりに無名すぎる選手が出場しても厳しいということもあり、オーバーエイジ枠が適応されることとなりました。五輪代表の最終登録メンバーは18名。ただでさえ狭き門にオーバーエイジが適応されると15名になります。適応するかしないかは各国に委ねられていて、意見も割れています。メダル獲得のためにオーバーエイジを使ったほうがいいという適応賛成意見と若手の成長機会を奪うという反対意見があります。どちらも正しく、正解はないですが、われらが日本代表は3人の選手に内定が出ました。今回内定が出たのはこの3選手です。
藤春廣輝選手(ガンバ大阪)
50mを5秒台で走る俊足サイドバック。攻撃的な左サイドバックとしてA代表選出経験もあります。スピードとあわせてもう一つ、大きな武器になるのがスタミナです。8月のブラジルは高温多湿。90分闘いきるにはスタミナとタフさが重要になるかと思います。負傷者続出のDF陣を引っ張っていってもらいましょう。
塩谷司選手(サンフレッチェ広島)
柔軟な動きとスピード、パワーを兼ね備えたDF。センターバックを務めることが多い塩谷選手ですが、その高い得点力も評価されています。先日もリーグ戦でコーナーキックから見事に合わせてボレーシュートを決めています。藤春選手同様に日本代表DF陣を引っ張っていってもらいたいですね。
興梠真三選手(浦和レッズ
最後のオーバーエイジ枠として選出された興梠選手は、上記選手たちとは異なるFW。上背はあるほうではないですが、DFを背負ってタメを作ることができるポストプレイヤーで、優れたボディバランスを生かしてシュートを放ちます。A代表選出経験もあり、ブラジルの地でもたくさんゴールネットを揺らすことを期待しましょう。
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