いよいよ今夜から

5月も本日で終わり、6月になります。梅雨入りも近づいており、熱い夏がやってきます。暑い夏が来る前にこの時期だけの熱戦が繰り広げられます。プロ野球のセパ交流戦です。日本のプロ野球はセントラルリーグとパシフィックリーグに分かれてリーグ戦を闘っています。2006年から始まった交流戦は毎年盛り上がっています。この交流戦で勢いづくチームもあれば調子を落としてしまうチームもあります。秋のドラフト会議にも影響してくる交流戦。昨年までの印象に残った年の交流戦と今年の予想を私なりにまとめてみます。

交流戦初年度

2006年より始まった交流戦。それまではオープン戦や日本シリーズでしか実現しなかった対戦ということで、草野球に没頭していた私は非常に楽しみにしていました。この年の印象に残った試合は、甲子園球場で行われた阪神タイガース対日本ハムファイターズの試合です。その年での引退を表明していたファイターズの新庄選手。以前所属していた古巣タイガースとの対戦での試合前のシートノックで在席当時のユニフォームを着てノックを受けていました。その後球団やプロ野球連盟から厳重注意を受けてようですが、タイガースファンは拍手喝さいでした。粋なファンサービスですね。

2010年

この年のリーグ別の成績表はパリーグの81勝59敗4分。大きくパリーグが勝ち越したわけですが、なんと上位6チームをパリーグのチームが独占しました。人気のセ、実力のパなどと比喩されていた時期もありましたが、成績としても現れた年でした。

今年の展望

過去11回の交流戦での成績はパリーグが実に10回勝ち越しており、セリーグが勝ち越したのは1回のみ。勝率1位に輝いたチームも2009年と2014年度にセリーグのジャイアンツがなっただけであとは全てパリーグのチームです。特にパリーグのソフトバンクは11回中5回も勝率1位に輝いています。逆におととしのカープ、去年のベイスターズはリーグ戦首位で迎えたもののここで調子を落とし、シーズンの調子に直結していきました。私の優勝候補予想としては、やはり本命はソフトバンク、対抗にカープと打線好調のベイスターズを推したいと思います。1か月後笑っていられるのはどのチームか、どちらのリーグか楽しみですね。

関連するまとめ

日米野球開催中の今だからこそ2002年の日米野球を振り返ってみる

初開催が1908年と意外に古くから行われている日米野球。 その中でも、私の記憶に残っている、2002年の日米…

日本の野球界にも球数制限を考える必要性。

肩やひじの故障から選手たちを守ろうと、高校球界で球数制限の導入が議論されている。一つも負けられない甲子園をめ…

年間最優秀守備選手:ゴールドグラブを手にするのは誰か

野球の世界において、打撃の華やかさに目が行きがちですが、守備の妙技こそが多くの試合で勝敗を分ける鍵となります…

関連するキーワード