限られた人間しか入ることが出来ないプロの世界において、更に限られた選手しか与えられない栄誉。最高の勲章として選手が現役時代に背負っていた背番号の永久欠番。その勲章を得た選手の中でも私のオススメ選手をご紹介させていただきます。

42 ジャッキー・ロビンソン

黒人初のMLB選手

野球ファンなら誰もが耳にした名前で、MLB初の黒人選手とされています。当時は人種差別も激しかった時代で脅迫や酷い野次にも耐えながら紳士にプレーを続けたブルックリン・ドジャース(現在のロサンゼルス・ドジャース)の選手です。また、彼がメジャーデビューした年より制定された初の新人王にも輝いた選手です。実兄もベルリンオリンピックの200mで銀メダルに輝くなど、スポーツ能力に優れた家系だったようで、学生時代もバスケットボール、フットボール、野球、陸上の4つの競技で活躍され奨学金で高校へ入学するなど、そもそもズバ抜けた身体能力を誇っていたとの事。背番号42は、日本では「死に繋がる」という語呂から付けたがる選手は少ない中で、その反対に外国人助っ人選手は付けたがる栄光の番号でもあるようです。多大な功績と社会への良い影響を与えたジャッキー・ロビンソンのメジャーデビュー日にあたる4月15日は、全球団の全選手が「42」を身に付ける「ジャッキー・ロビンソン・デー」に制定されています。また、全球団統一で、背番号「42」は永久欠番とされています。詳しくは、ハリウッド映画「42 世界を変えた男」をご覧になると面白いですよ。

23 マイケル・ジョーダン

バスケの神様

「言わずと知れた」という言葉がピッタリな人物なのではないでしょうか。バスケットボールの神様と称されるプレーヤーで、主にNBAシカゴ・ブルズで何度も栄光を手にした名プレーヤーです。6度のNBAチャンピオンの原動力となり、6度のNBAファイナルMVP、5度のシーズンMVPにも輝き、10度の得点王・・・と、挙げればキリがない功績と実績のある選手で、彼が永久欠番でなければ誰が永久欠番なんだ!と言えるほどの神的存在です。リアルタイムで初めて彼のプレーを観たのは、1992年バルセロナオリンピックにおけるドリームチームでの試合。まるで漫画の世界から飛び出てきたかのようなプレーの連続。その選手の中でも一際目立っていたのが背番号9を付けたマイケル・ジョーダンでした。まるで冗談のような、ショーをやっているのかと思わせるようなビックプレーの連続。あの興奮は今でも思い出すだけで鳥肌ものです。それ以降、彼のプレーを懐かしい響きになりますがVHSに録画しては観ていたものです。私の中では、世界で最も尊敬するリーダーシップを持った選手の1人です。現在はシャーロット・ホーネッツの筆頭オーナーとして活躍されています。

ニューヨーク・ヤンキース

世界一人気のあるベースボールチームの事情

世界的に1番有名な野球チームで、街中でも若者が被っているキャップと言えばニューヨーク・ヤンキース。日本からも、国民栄誉賞の松井秀喜さんや、現在も現役として活躍中の田中将大選手などが所属している球団です。ピンストライプのユニフォームに一度は袖を通してみたいなと若い頃は夢見たものですが・・・。それはさて置き、そんなチームは凄い選手が集まるのか!?それとも育つのか!?永久欠番の数が凄いのもニューヨーク・ヤンキース。現役選手が身に付ける背番号1~99番のうち、約5分の1にあたる番号が永久欠番というから驚きです。先にもあげた「42」はジャッキー・ロビンソンの全球団統一欠番ですが、有名どころで言えば、野球の神様「3」ベーブ・ルース、筋萎縮性側索硬化症となり引退を余儀なくされたこの病名を「ルー・ゲーリッグ病」と称された「4」ルー・ゲーリッグ、大女優マリリン・モンローとも結婚歴のあるイケメン、「5」ジョー・ディマジオなど、なんと一桁の背番号では「2」以外が永久欠番となっているのが現状です。その唯一の一桁の背番号2を背負ってプレーしていた選手が、昨シーズン限りで引退されたスーパースター「デレク・ジーター」という事。ほぼ確信に永久欠番になる事は間違いないと思うため、遂にニューヨーク・ヤンキースから一桁台の背番号を着るチャンスが消滅してしまうことは間違いないでしょう。

まだまだご紹介させて頂きたい名プレーヤーは山ほどいますが、第二弾にてご案内させて頂きます。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。

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