ブロック禁止の新ルール適用

今季からプロ野球の野球規則にブロック禁止が追加されました。
簡単にいうと、ホームでのクロスプレーが禁止になったということです。
このルール適用でプロ野球がどう変わるのか。

メリットは?

①クロスプレーによる怪我がなくなる。
→走者と捕手の衝突がなくなるので、怪我がなくなる可能性が高まる。
②攻撃側に得点が入りやすくなる。
→クロスプレーがなくなることにより、ホームへの生還が昨年に比べ高くなる。

デメリットは?

①守備側の失点が増える可能性がある。
→際どいタイミングでのクロスプレーが禁止されるので、ホームへの返球ができにくく、失点に繋がるケースが増える。
②投手陣の防御率が悪くなる可能性がある。
→ノーアウトもしくはワンアウトの際に三塁にランナーがいると、際どいタイミングでランナーがホームに突入してくるので、1失点覚悟の守備を行わなくてはならないため、失点する確率が大幅に上がる。

まとめ

このルール適用により、攻撃側がとても有利になったと私は思う。
なぜなら、タッチアップ、ゴロゴー、スクイズなどでの得点が増える可能性が高まるからである。
攻撃側はいかにノーアウトもしくはワンアウトに三塁にランナーを到達させるか。
投手陣はいかに三塁にランナーを到達させないようにするか。
これからの各球団の対策が気になるところです。

見解

今シーズンからは、攻撃側は今まで以上に盗塁、バント、右方向への打撃が増え、守備側に関しては、ノーアウトもしくはワンアウト三塁の場面では、バッターを敬遠し、一塁、三塁の場面を作り、ゲッツー狙いの戦法が増えていくのではと思う。
いずれにせよ今シーズンから導入されたルール。まず第一に怪我を防止するという目的で作られたルールですので、選手の皆様には怪我をせず、毎試合ハツラツと試合をしていただきたいですね。
今シーズンが楽しみです。

関連するまとめ

「〜のゴジラ」で騒がれていたプロ野球

「〜のイチロー」や「〜のダルビッシュ」比べて、意外と少なかった「〜のゴジラ」 やはり日本人の長距離砲不足は深…

プロ野球の交流戦とは

プロ野球の公式戦はセリーグ、パリーグそれぞれ別に開催されますが、交流戦はセリーグのチームVSパリーグのチーム…

関連するキーワード