みなさんはマーカス・セミエン選手をご存知でしょうか?
アメリカメジャーリーグのテキサスレンジャーズ所属の選手ですね。
ポジションは二塁手ですが、長距離砲でもあります。
今回はそんなマーカス・セミエン選手について少しですが、紹介したいと思います。

マーカス・セミエン

かつてはリーグワーストの失策を記録するなど、守備を課題としていましたが、ブルージェイズで二塁手としてプレーした2021年は、自身初となるゴールドグラブ賞を獲得し、名実ともに攻守でメジャートップレベルの選手となりました。
高校時代からその名を轟かせたセント・メリーズ・カレッジ高校での活躍が認められ、2008年のMLBドラフト34巡目でシカゴ・ホワイトソックスから指名されるも、この際はカリフォルニア大学バークレー校への進学を選択。その後、2011年のMLBドラフト6巡目で再びホワイトソックスから指名されプロ入りすると、2013年9月のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューを果たします。ホワイトソックスでは、主に二塁手と三塁手で出場。
2014シーズン終了後に、トレードでオークランド・アスレチックスに入団。アスレチックスでは正遊撃手としてプレーし、2019年には全162試合に出場してメジャートップの747打席をマーク。打撃好調だったこのシーズンは、打率.285、33本塁打、92打点を記録し、シーズンMVP投票で3位に入るとともに、守備率もアメリカン・リーグの遊撃手ではトップの.981をマークし、ゴールドグラブ賞の最終候補に残りました。

出典:YouTube

二塁手として最多本塁打

2020シーズン終了後にFAとなり、2021年は単年契約でブルージェイズに入団。正二塁手として全162試合に出場し、リーグ4位となる45本塁打を放って二塁手としてのMLBシーズン最多本塁打記録を更新しました。同年は前述のゴールドグラブ賞獲得に加え、MLBトップの86長打もマークし、シーズンMVP投票では、満票1位だった大谷翔平、そして本塁打王でチームメイトだったブラディミール・ゲレーロJr.に次ぐ3位に入りました。

出典:YouTube

最強二遊間

2021年終了後のオフに7年1億7500万ドル(約236億3000万円)でレンジャーズと契約し、同じく新加入だったコリー・シーガーとメジャー最強レベルの二遊間を形成することになりました。

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