みなさんはアーリーワークという言葉を聞いた事はありますか。
プロ野球などのキャンプで、アーラワークを行ったりする球団がありますね。
そんなアーリーワークとはどんな意味があるのでしょうか。
今回はアーリーワークについて紹介したいと思います。

近年日本の野球界でもアーリーワークという言葉が定着してきましたね。しかしこのアーリーワークというものを、正確に理解して取り組んでいる選手、チームは少ないようです。

現状では多くのチームで早出練習のことをアーリーワークと呼んでいます。
チーム練習よりも数時間早くグラウンドに入り、ティーバッティングや特守で汗を流す、それをアーリーワークを呼んでいることがプロでもアマチュアでも多いようです。
しかしこれは、厳密な意味ではアーリーワークではありません。
純粋に早出練習というのは、英語ではアーリートレーニング、アーリープラクティスとでも呼ぶべきでしょうか。

本来のアーリーワークとはコアトレ、つまり体幹トレーニングをするための時間のことなんです。チーム練習の開始時間よりも早くグラウンドに入り、チーム練習や試合で良い形で軸運動（投げたり打ったり走ったり）ができるように、コア（体幹）をしっかりとコンディショニングしたり、コアを起こしたりする作業、これが本来のアーリーワークの意味なんです。