みなさんはサッカーが何の素材で作られているかご存知でしょうか?
触ったことのある方はなんとなくわかるかもしれませんが、表面は革っぽくて、跳ね方はゴムのように跳ねますね、
一体何の素材で作られているのでしょうか。今回はサッカーボールの素材について紹介したいと思います。

サッカーボールの歴史

1960年代まで、サッカーでは12枚もしくは18枚の細長い皮で構成されたボールが一般的に使われていました。サッカーボールとして一般的にイメージされることが多いであろう、白黒の五角形と六角形のパネルを組み合わせたボールが、公式試合球として登場したのは、1970年のことです。20枚のパネルで構成された切頂二十面体のボールは、より球体に近い形とグラウンドでも見やすい色使いで、世界中で定着するサッカーボールとなったのです。
また、以前のサッカーボールには牛の皮が使われていたのですが、雨が降ると皮は水を吸ってしまい重たくなるため、ほとんど水を吸わず重さが変わらない、ポリウレタンなどの人工皮革製に変わっていきましたね。

サッカーボールの素材

ボールの中身は空気ですが、その周りは何層にもなっています。
まず一番中には、ラテックスでできたチューブが入っており、それを保護する目的で裏打ち布がされています。そのさらに外にはポリウレタン層が形成されており、この部分がキックのタッチを多く左右すると行っていいでしょう。一番外側に表面層があります。パネル枚数や表面の空気抵抗を減らす工夫など目に見えて違いが出る部分でもあります。

規格

ボールについては、FIFAの規則で球形、皮革または他の適切な材質でできており、外周は、70㎝(28 インチ)以下・68㎝(27インチ)以上で、重さは、試合開始時に450g(16オンス)以下、410g(14オンス)以上で空気圧は、海面の高さの気圧で、0.6?1.1気圧(600 - 1100g /cm2 :8.5 - 5.6ポンド/平方インチ)であることと決められています。

この基準に合致するのが5号球となります。

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