フットサルのポジションは、大きく分けて4つあります。
ゴレイロ、フィクソ、アラ、ピヴォです。

すべてポルトガル語で、ゴレイロは「ゴールキーパー」、フィクソは「舵取り」、
アラは「サイド」、ピヴォは「軸、中心」の意味があります。
サッカーで言うと、フィクソがDF、アラがMF、ピヴォがFWが近いポジションです。

チームの最後の砦のゴールキーパーです。的確な飛び出しで身をもってシュートを防ぎます。コートの狭いフットサルでは、至近距離からのシュートが多いためボールを恐れない勇敢さが求められます。また攻撃へと切り替わるときの起点となりボールを配給するのも重要です。

フィクソは攻守にわたってゲームをコントロールするポジションです。最後尾に位置し相手の攻撃を防ぐ役割もあります。またフィールドプレーヤーでは、最も視野が確保できるためゲームの司令塔としてパスの配給、声を出してのコーチング能力が必要とされる。最もボールを奪われてないけないポジションでもあり、高いキープ力も求められます。

アラは攻守の切り替えが重要とされるポジションです。攻撃・守備の両方においてバランスをとり、上下動を繰り返す体力も必須です。またボールを運ぶ役割もあり、チームの流れを作る。さらに得点能力が必要とされチャンスにはゴール前にはいったり、遠目からのシュートを放ったりとオールランドに活躍することが求められます。

ピヴォは攻撃における最前列に位置する点取り屋です。主に相手ディフェンスを背負ってプレーすることが多く、当たりに負けないフィジカルとキープ力が必要です。味方のパスをもらい相手を背負って攻撃の起点となるポストプレーヤーもキープレーになります。

また反転してのシュートや、こぼれ球を押し込むすきのなさ、フィクソやアラからのパスを確実にしとめるゴールゲッターとしての能力が求められる。