スポーツだけに限らず迷信やジンクスみたいなものはよくあります。
今回取り上げれるのは、アメリカスポーツ界、、、全スポーツ界に恐れられているドレイクの呪いというの簡単に紹介します。

『ドレイクの呪い』と聞いても、そのドレイクって何？？？
地名？人名？物？？？ってなりますよね。
ドレイクの正解は人名です。
ドレイクはカナダ出身の大人気ラッパーなのです。

大人気と言われてもわからない人の為に彼の人気ぶりを紹介すると、2019年2月時点で、シングル・アルバムの総売上1億7000万枚。
2018年米ビルボードの29週1位獲得。
年間1位獲得回数歴代トップ記録。
といったように、様々な記録や数字を持っており、日本でも洋楽好きなら知っていて当たり前の、超人気歌手なのです。

これほどまでの人気ラッパーのドレイクがなぜ呪い扱いされるのか。
それはスポーツが大好きな彼が、応援しているチームや選手の応援・観戦したり、ドレイクと一緒に写真を撮ったりすると、残念な結果になることが多い為、いつの間にかドレイクの呪いと呼ばれるようになったのです。
ここからは『ドレイクの呪い』の実績を一部紹介していきます。

2015年全米オープン。
そのシーズン、全豪・全仏・全英オープンすべてに優勝しており、最後の全米で優勝すれば、女子選手としては1988年以来の年間グランドスラム達成になる大会でした。
準決勝まで駒を進めたウィリアムズの対戦相手は格下の選手。対戦相手の勝利オッズは300倍でしたが、セットカウント1-2でウィリアムズは敗れてしまいました。
その会場にはドレイクの姿がありました。。。

ドレイクがNBAで好きなチームはトロント・ラプターズ。
しかし、多くのバスケファンがそうなってしまったように、2015年からのウォリアーズ王朝に魅了されて、ドレイクもウォリアーズのにわかファンになりました。

2015年優勝して、2連覇に挑んだ2016年シーズン。ウォリアーズはシーズン73勝9敗というNBA記録を作って、見事にファイナル進出。
このファイナルに、ウォリアーズ優勝に60万ドルの大金を賭けたドレイク。
ドレイクの呪いも寄せ付けずウォリアーズは3勝1敗の王手かけるも、そこからまさかの3連敗で敗れました。
NBAファイナルで、3勝1敗からの敗戦は、NBA史上初でした。

そろそろ呪いを破るぜとTwitterにドレイクとの写真を載せたジョシュアでしたが、そのタイトルマッチで噛ませ犬と称された相手に、4回もダウンしてしまい7ラウンドTKO負けとなりました。

人気ラッパーが呪いの元凶となるのもなかなか面白いですね。
圧倒的有利な展開や相手でも、負けてしまうというインパクトの強さも二重丸の面白さです。

紹介した試合以外でも、ドレイクの呪いにかかった選手やチームは色々とあり、その悪名はアメリカだけではなくヨーロッパサッカーにも届いていたりと、調べると面白いですよ。