みなさんはプロ野球の名球会をご存じでしょうか。
中には知らない方もいるのではないでしょうか。
今回は名球会がどんなものなのか、
どうしたら名球会に入れるのかを少しですが紹介したいと思います。

名球会

日本プロ野球名球会は、日本プロ野球界の裾野を広げることと社会の恵まれない方々への還元を目的に、1978年7月24日に創設されました。当初投手8名、野手10名だった会員数は、2021年シーズン終了時点で投手16人、野手48人に達しました。
発足以来、名球会員は、健全なる青少年の育成と様々な社会貢献のために活動してきました。少年野球指導、少年野球支援などの野球教室では、青少年や指導者への野球技術と知識の向上などの野球振興に努め、国内に限らずに、台湾、韓国、フィリピン、ベトナムなどアジアを中心とした海外でも活動しています。

また、震災や台風などの災害による全国の被災者への支援活動も行っています。被災者支援イベントやチャリティゴルフで集まった募金は、社会的に恵まれない方々へ日本赤十字、社会事業団などを通じて支援しています。

このような活動が、日本のプロ野球界をさらに大きく飛躍させる力になると信じるとともに、多くの選手たちが、今日も輝かしい栄光を目標に名球会を目指して頑張ってくれることを心より願っています。

入会資格

▼投手として通算200勝利以上、または通算250セーブ以上
▼打者として通算2000安打以上
※ 通算成績には、メジャーリーグでの成績も合算されます。ただし、日本プロ野球での記録を起点とします。
▼特例入会制度
※ 名球会の入会規定に相当する記録保持者が対象

以上の規定のいずれかを満たした上で、入会意思のある昭和生まれ以降の日本プロ野球の選手、または元選手に限られる。入会に際し、入会の証しとして、先輩会員から名球会ブレザーを着せてもらうという「名球会ブレザー授与式」が代々行われています。

 また、「入会意思のある」選手とあるとおり、2000安打をクリアしながらも未入会の落合博満氏や、日本でキャリアをスタートさせたアルフォンソ・ソリアーノ氏(NPBで2安打、MLBで2095安打)も入会には至っていません。そして堀内恒夫氏ら、退会者も存在します。

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