日本女子プロ野球が無期限休止!

日本女子プロ野球機構は12月30日に、ホームページにてリーグの無期限休止を発表しました。

女子プロ野球は2009年に創設され、翌年、関西で2チームによってリーグ戦がスタートしました。一時は4チーム体制で中部、関東、東北にも展開したものの赤字経営が続き、2019年オフにはリーグ所属の約半数にあたる36人が退団していました。再開の可能性も視野にはいれていたものの、この時点で事実上の消滅となっていました。

コロナの影響もあり厳しい昨シーズン

昨シーズンは拠点の京都に3チームを集約し、新型コロナ感染拡大の影響で、一部試合は有観客だったものの、ほぼ無観客でリーグ戦を行っていました。その後も退団選手が相次ぎ、2月にはリーグが開催できる18人を割り、3月には今季の公式戦不開催を正式発表。7月には所属選手がゼロとなっていました。

日本女子プロ野球機構とは

日本女子プロ野球機構(通称:JWBL)は、2009年8月17日に日本における女子プロ野球リーグ創設のため、わかさ生活を株主として設立されたプロ野球リーグ運営法人で、商号は一般社団法人日本女子プロ野球機構。

発足した2009年には全国でたった5校だった女子硬式野球部を持つ高校が43校に増え、昨夏には夏の全国大会の決勝が甲子園で行われるまでに。さらに西武、阪神に続き巨人といったNPB球団も女子チームを発足させるなど、女子野球の発展に大きく貢献しました。

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