毎年多くの選手が指名されるプロ野球ドラフト会議。
そのなかでも1位で指名された選手はメディアの扱いも大きく、チームからの期待も大きいです。

そんな名誉あるドラフト1位ですが、抽選を2回外してから選んでハズレハズレ1位の選手もいます。
ファンからすると少しガッカリとする展開ですが、後に大成した選手も存在するんです。

ヤクルト・山田哲人(履正社)

2010年ドラフトでヤクルトに1位指名された山田哲人選手。

このドラフトではヤクルトは、まずハンカチ王子こと斎藤佑樹選手を指名も4球団競合でクジを外します。
次に指名したのが塩見貴洋選手を指名も楽天と競合の末、クジを外してしまいます。

そしてハズレハズレで指名したのが山田哲人選手。こちらもオリックスと競合してしまいますが、この抽選を見事引き当てました。

入団後の山田哲人選手の活躍は語るまでもなく、史上最多の3度のトリプルスリーに、シーズンMVP1回獲得。
今や日本プロ野球を背負う名選手です。

【公式ホームラン集】山田哲人選手 2021年シーズン前半戦 神宮球場ホームラン集 - YouTube

出典:YouTube

元中日・荒木雅博(熊本工業)

1995年ドラフトで中日に入団。
この年のドラフトの目玉は、PL学園に福留孝介選手。
高校生史上最多の7球団競合の末、近鉄が交渉権。
次に中日が指名したのは、東海大相模高校の原俊介選手指名も、巨人と競合してしまい、クジを外してしまい、荒木選手の指名となりました。

2回クジを外したことで、当時監督の星野仙一さんが、『勝手にせい』と発言したり、山本昌さんからも荒木選手を見て、大丈夫なのか。誰が取ったなのかなど思われてり、ドラフト1位の選手として相応しくないといわれていましたが、荒木選手の絶え間ない努力の結果、2000本安打達成・ゴールデンクラブ賞6回・通算378盗塁と、走攻守備えるトップバッターとして、黄金期中日を支えた名選手となりました。

プロ野球 荒木雅博 PV 「走り始めたばかりのキミに」【野球PV】【引退選手PV】 - YouTube

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