お盆とは?

新暦の8月15日を中心として行われる、ご先祖様の霊を迎え入れる行事のことです。
お盆には、仏となった先祖たちがこの世に降りてきてくれるといわれています。私たちがお盆に里帰りするように、先祖も里帰りをする、つまり先祖を迎え入れるということです。
お盆の期間は一般的に、8月13日から16日までの4日間です。お盆の1日目である8月13日は「迎え盆」といわれていて、お墓参りをして先祖を迎えに行き、玄関で迎え火を焚きます。そして先祖を家に招き、仏壇の隣に特設の棚などを設けてごちそうを出し、もてなします。最終日は「送り盆」と言われていて、玄関で送り火を焚き、先祖が空へ帰っていくのを見送ります。

お彼岸とは?

お彼岸は、彼岸(ご先祖様のいる世界)と此岸(私たちが生きている世界)が近づくとされる春分の日、秋分の日を中日とした年2回ある行事です。

春の彼岸は春分の日を真ん中に、秋の彼岸は秋分の日を真ん中にした前後3日間を指します。
お盆は、先祖を迎え入れるというものでしたが、お彼岸と此岸の境目まで会いに来てくれている先祖のもとへ、私たちもお墓参りによって会いに行くというイメージです。
春分の日も、秋分の日も、国立天文台が作成する「暦象年表」に基づいて閣議で決定されるので、年によって日にちが違いますが、春分の日は毎年3月20日頃、秋分の日は9月22日頃におとずれます。

由来や歴史・お供えするお花も違う

日本のお盆の由来は、古来の祖先崇拝や農耕儀礼などに仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)や儒教の思想などが混じり合い、現在の形となったと考えられています。
お盆の時期は、リンドウ、キンセンカ、カーネーション、ケイトウなどのお花がよく選ばれます。基本的に白色系の花が多いようです。

お彼岸は、日本独自の行事であり、春分の日と秋分の日には、彼岸(先祖のいる世界)と此岸(私たちが生きている世界)がもっとも通じやすくなると考えられています。
お彼岸の時期には、カーネーションやヒャクニチソウ、ストック、キンギョソウなどがよく選ばれるようですが、季節のお花をプラスするのもいいかもしれません。


調べてみるとお盆とお彼岸の違いがいろいろと分かりました。
どちらも先祖を敬うということには変わりないのですが、今後、お盆やお彼岸をむかえる際の考え方が少し変わってきそうです。

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