はじめに

首の長い特徴を持つ動物と言ったらキリンですよね。
動物園でも人気の動物ですね。
そんなキリンとはどんな動物なのでしょうか?
今回はそんなキリンについて少し紹介したいと思います。

キリンとは

キリンの亜種のひとつで日本の動物園で多く飼育されている「アミメキリン」を例に、特徴を紹介します。

◆アミメキリンとは
アミメキリンは、「哺乳網・偶蹄目・キリン科」の動物で、アフリカの東部・中部・南部を生息地としています。歩くときは時速10kmとかなりゆっくりめに歩くのに対し、走るとときはその6倍の時速60kmで走ることもできます。草食性で、その背の高さゆえ、高い木の葉(主にアカシア)や小枝を食べるのですが、このとき、50cm近くもある長い舌を上手に使って、草をむしり取って口に入れます。また、キリンはウシと同じように胃が4つある反芻(はんすう)動物で、一度食べた草をもう一度口に戻して噛み直してから食べるのも特徴です。よく動物園で見られる口をモグモグとしている様子は、この反芻をしている状態です。アミメキリンの名の由来は、体の模様が網の目のように見えることから。生息地域によって模様が少しずつ異なります。
◆アミメキリンの大きさ
体長(頭までの高さ)4.5~5.8m、体重750~1,500kg。
◆アミメキリンの生活
樹木のまばらな草原地帯に、普通1頭の雄と2~3の雌、その子どもたちと生活していますが、年を取った雄などは単独か2~3頭の群れをつくっています。体が大きいためか、1日のうち18時間ほども食事に費やしていると言われています。

首意外の特徴

最初、キリンの外見から、首以外で長いものといえば、「そうだ、足だ」と思った人もいるかもしれませんね。確かに足も長いのですが、普段は引っ込んで見えない50cm近くもある「長~い舌」が正解です。

キリンは、大型動物で、その体を維持するためにはたくさん食べることが必要であり、その高さから高い木の葉などを主食とするキリンにとって、この長い舌は、とても重要です。長い舌で枝こと巻き取って口の中に入れ、頭ごと引いてきれいに葉だけこし取るのです。唾液が水あめのように粘々しているので、葉も舌にくっつきやすいと言われています。

動物園に来たら、ぜひ、首の長さとともに、舌の長さにも注目してみましょう。ちょうどキリンの頭の高さと同じぐらいの高さで見学ができるよう工夫された動物園も多くあります。実際、50cm近い舌の長さを見ると、舌が長いことを情報として知っていたとしても、思わず口があんぐり開いてしまう驚きが待っています。

最後に

キリンの特徴を知ったうえで動物園でキリンと触れ合ってみてはいかがでしょうか?
エサをあげる際に、舌にも注目してください。

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