夏はやっぱり「スイカ」

夏の風物詩といえば「スイカ」ですが、最近は口にする機会が減っているような気がしますね。実は「スイカ」は、熱中症対策にピッタリなんです。熱中症予防には水分補給が重要ですが、水を飲む代わりにスイカを食べれば、汗で失われた水分やミネラル分を効果的に採ることができます。「スイカ」は約90%が水分と言われるほど水分が豊富な上、糖分やカリウム・カルシウムなどのミネラル分、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が含まれているので、スポーツドリンクと同じような効果が期待できるのです。

熱中症予防には適度な糖分と塩分補給!

夏は水分補給が欠かせませんが、「スイカ」は水分が豊富な上、エネルギーとなる糖分も含まれるため、熱中症を防ぐ効果があります。熱中症予防には塩分を補うことも必要ですが、「スイカ」に少量の塩をかけて食べる習慣がありますよね。あれは美味しくなるだけでなく、実は塩分補給の面でも理にかなっているんです。いくら水を飲んでものどの乾きが治まらなくても、「スイカ」を食べると治まるという人がいるくらい、適度な糖分と塩分が脱水を癒してくれるんです。

また、「スイカ」に含まれるカリウムは利尿作用を促すので、摂りすぎた水分を排出してくれる効果もあります。夏は冷たいものを摂りすぎている方には、カリウムが必要なんです。スイカは可食部100g当たり120mgのカリウムが含まれていているのでオススメです。

さらに、「スイカ」に含まれているシトルリンというアミノ酸は血流を促し、むくみを取る効果があります。夏は水分の摂りすぎで顔や体がむくんでしまうという悩みが多いのですが、そんな悩みにも効果的なんです。ただ、カリウムは体を冷やす作用もあるので、冷え性の人や腎臓が弱い人は食べ過ぎに気をつける必要があります。お腹が弱い人はスイカを冷やしすぎないようにしましょう。

実は皮ごと食べた方がいい?

最近、皮ごと食べられるなんて果物も増えてきましたが、実は「スイカ」の皮は捨てたら勿体ないくらい栄養が豊富に含まれているんです。

「スイカ」の皮には、シトルリンというアミノ酸の一種である成分が赤い実の部分の2倍も含まれているそうです。シトルリンは、血管を若返らせ血流を良くする効果があります。血流を良くするということは、体内の老廃物を体外へ排出してくれるので、ダイエット効果にも期待できます。

また、抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑えるはたらきがあるので、肌の保湿や紫外線から肌を守ってくれたりもします。肩こりの解消やむくみの改善、睡眠促進などの効果もあるんです。

とはいえ、どうやって食べたらいいのでしょうか?実は「スイカ」の一番外側の皮(縞模様の部分)を薄く切って取り除くと良いそうです。浅漬けが定番な食べ方らしいですが、千切りにしてサラダに混ぜたり、炒め物にしたり、スムージーにするなど、いまやネットでいろいろなレシピが出ているので、ぜひ試してみてください。

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