注連縄掛神事

毎年12月25日午前10時より行われる注連縄掛神事。
まずは新しく注連縄を作り、古い注連縄と掛け替え、そして宮司先導のもと「あっはっはっぁー」で、一同皆 同様に3回笑います。その後、全員で20分ほど笑い続けます。

「生かされている事に感謝するなど、良いイメージを持つと笑うことが出来る」
という事が始めに説明され、皆で思いきり笑うのです。

冬至を境にだんだんと日照時間が長くなります。太古の人々が太陽の復活を願った時期が冬至に近い日であり、復活を願い行った行動が「笑い」であって、神事の由来になったと考えられています。

なぜ笑うのか

冬至と太陽信仰
現在の主流は冬至と太陽信仰説です。一年で日照時間が最も短くなる冬至に太古の人々は太陽の復活を願いました。この説では太陽神の復活を取り戻すものとして人々がおこなったのが笑いだと考えます。太陽の復活と笑いは一見結びつきそうにありませんが、古事記や日本書紀に記されている「天岩戸神話」でその謎は解けます。
ご存じだとは思いますが天岩戸神話を簡単に紹介しましょう。太陽神アマテラスの弟であるスサノオの乱暴狼藉を原因にアマテラスは天岩戸にこもり、世界は真っ暗になります。智恵の神様(オモイカネ)が知恵をひねり、ある作戦を考えました。岩戸の前で笑うことによって、アマテラスの興味をひくのです。芸能の女神(アメノウズメ)の神がかったストリップショーによって、八百万の神々はゲラゲラ笑います。自分がいなくて困っているはずなのになぜみんなは笑っているのかと疑問に思ったアマテラスが岩戸をあけます。そこに鏡を差し出して「あなたよりすばらしい神がきた」と言ってアマテラス自身を映し、アマテラスが身を乗り出したところを引っ張り出して再び世界に光が戻りました。アマテラスが二度と岩戸に戻れないよう、フトダマノミコトによって注連縄がかけられます。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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