深夜でも窓が明るい

ブラック企業は残業の量が多く、深夜まで業務をこなさなければならないことが多くなっています。そのため、会社の照明は遅くまでつけられており、夜遅くでも外から見ると、煌々と明かりが灯っているのが目につきます。こうした状況が一時期だけでなく、毎夜のように続くのがブラック企業の傾向です。ですから「いつ通りかかっても、窓が明るい」というオフィスの場合、ブラック企業を疑った方が良いでしょう。就活生などは、気になる会社に関して、何回か窓の明かりをチェックしておいた方が良いかもしれません。
もし、いつも深夜でも明るく電気がついていれば、ブラック企業の確率が高いと言えます。

「アットホームな職場」を自称する

社員募集の広告などで、「アットホームな職場です」というコピーを目にすることがよくあります。
しかし、もしかするとこれはブラック企業のサインかもしれません。ブラック企業がアットホームを売り文句にするのには、いくつかの理由があります。
pまず一つは、それぐらいしかアピールするところがないという事情です。短所を言い換えるのは、長所を作り出す常套手段ですが、この場合もそれにあたります。ブラック企業は常に人手不足の問題を抱えているため、ギリギリの人数で運営しているところも少なくありません。そうした小規模体制を、ポジティブに言い換えた文句が「アットホーム」というわけです。二つ目は、これも短所の言い換えに当たりますが、会社に規律がなく、道理より無理が押通るような雰囲気を、良い方に読み替えているというものです。こうしたなあなあの空気が漂う会社は、命令系統もあやふやで、無茶な仕事も「お願い」の一言で押し付けられてしまう危険があります。ホームページで社員同士がじゃれ合う写真を載せているなど、過剰にアットホームをアピールする会社には気をつけた方がよいでしょう。

ブラック企業は年間の休日が少ない

休日が取りにくいというのも、ブラック企業の特徴の一つです。平均的な年間休日の日数は大体120日ですが、ブラック企業ではこれが二けたに落ち込むことも珍しくありません。これは残業が多いこととも関連しますが、ブラック企業はとにかくノルマ優先のため、規定の仕事量に達しない場合は、就労時間を無理やり延ばすという手段を取ります。そのため、土日や祝日であろうとも、ノルマを達成するまで仕事を強いられてしまうわけです。ブラック企業ではこれが常態化しているため、社内全体の空気がそれを当たり前として諦めているという傾向があります。それゆえに、1人だけ定時で退社したり、休日出勤を拒んだりといったことはしにくくなっています。まして有給休暇を取るなどは困難ですから、ますます年間の休日日数は減ってしまうことになります。年間の休日数が100日程度であれば、ブラック企業の疑いが強いと言えるでしょう。

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