NBAオールスターも間近に迫ってきました。
今回はオールスターに残念ながら選ばれなかった選手を紹介していきます。
まずは、16歳からヨーロッパでプロデビュー。
昨年はユーロリーグ最年少MVP。
ルーキーイヤーながらチームのエースとして、新人離れした活躍をしているスロベニア人のルカ・ドンチッチです。

ヨーロッパナンバー1の実力通りの活躍

2018年ドラフト3位でアトランタ・ホークスが指名。
指名後すぐに、ダラス・マーベリックスが5位で指名したトレイ・ヤングと将来のドラフト1巡目指名権とのトレードでマーベリックスに入団。

ダラスがドンチッチ狙いというのは周知の事実でしたので、ダラスが5位指名権になった時点で、上位指名権持っているどこかとトレードするのは予想出来ていましたね。
もしダラスが1位指名権獲得していても、ドンチッチを指名していたでしょう。
それぐらいドンチッチにお熱だったダラスです。

YouTubeで、ドンチッチのヨーロッパ・プレシーズンのプレイ動画のコメントだと、『ベン・シモンズみたいだ』『シュート力のあるベン・シモンズ』という声が大きかったです。
確かにそんな感じのプレイで、これをいきなりNBA出来たら大きいよなと思っていました。
ただ、ヨーロッパの選手はソフト。NBAのハードなコンタクトやスピードにいきなり対応出来ない。対応出来ないまま結局戦力にならない。そういった声もあったのは確かです。

しかし蓋を開ければ、センセーションを巻き起こす活躍で、昨シーズンドアマットだったチームをプレイオフ争いに絡むまで押し上げ、一躍オールスター候補になりました。

フロントコート部門ファン投票2位もオールスターは落選

オールスタースターファン投票の中間結果が何回か発表されましたが、ドンチッチは常にフロントコート部門2位の投票でした。
アメリカ国内だけでなく、母国スロベニアやヨーロッパからの投票もあったでしょう。
これはもしかしたら、ルーキーイヤーでのオールスター出場に期待が膨らみました。

ルーキーイヤーのオールスターですと、2011年のブレイク・グリフィン(当時ロサンゼルス・クリッパーズ/現デトロイト・ピストンズ)以来。
もしスターターで出場だと03年のヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ)以来の快挙でしたが、残念ながらオールスターにはスターターでもリザーブでも選ばれる事がなかったです。

なぜ選ばれなかった・・・
これは去年かどうか忘れましたが、オールスターのスターター選出方法に変化があった為で、オールスターの選出方法は、ファン投票・メディア投票・選手投票の順位でスコアつける形で、ファン投票は50%占める仕組みです。
計算式は、
(ファン投票順位×2+メディア投票順位+選手投票順位)÷4
これの数字が少ない選手がスターターに選ばれます。

ドンチッチのファン投票は2位でしたが、メディア投票8位・選手投票6位で、最終スコアが4.5で3位のポール・ジョージが4.0だった為、スターターには選ばれませんでした。
この時点で、ハイレベルなウェスタンでのリザーブ選出も難しそうと思ってたら予想通りリザーブ選出もありませんでした。

残念ながら今回のオールスター出場は叶いませんでしたが、オールスタークラスなの実力があるのは誰もが認めるとこですので、来シーズンのオールスター出場に期待しましょう。

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