「若い頃に比べると、疲れが取れない。」
「10代の頃は翌日には疲れなんて取れていたのに。」
そう思う方が多いのではないでしょうか。
その原因の一つとして、体の柔軟性が落ちている・・・すなわち体が固くなったことがあるようです。

疲れのメカニズムとその原因

お仕事に家事、育児など、毎日疲れはどんどんたまっていきますよね。
実はこれは体の中にたまっている「疲労物質」の影響なのです。
この疲労物質を素早く分解し排出することが、体の疲れやだるさを改善する秘策になるのです。
その疲労物質の代表例が「乳酸」。疲労の仕組みには諸説ありますが、乳酸が作られる過程で筋肉のpHバランスが酸性に傾くことが疲労の原因の一つだと考えられています。

柔軟性と疲れの関係

柔軟性とは筋肉や腱などが伸びる力のことを指します。
いわゆる体が柔らかいと言われる状態ですと、筋肉の運動範囲が広がり、血行が良くなって疲労物質の分解がスムーズになります。
そして血行が促進されると血液の循環が良くなり、疲労物質の分解が進むというわけなのです。

また、柔軟性には「静的柔軟性」と「動的柔軟性」があります。
静的柔軟性はいわゆる体の柔らかさで、一般に柔らかいほど普段の生活でのケガが少なく、疲労も回復しやすいとされる。

動的柔軟性は体の動かしやすさ、つまり運動のしなやかさのことで主に競技能力に関わるもの。
言い換えれば、体が硬いと動作が不自由なだけでなくケガをしやすく、疲れやすいということ。
また体が硬く緊張状態にあると代謝や血行が悪くなりやすい。
つまり腰痛や肩こりなどの不調や、免疫や代謝などあらゆる体機能の低下につながるとの説もあります。

体を柔らかくするにはやっぱりストレッチ

ストレッチには、比較的軽い運動というイメージ。
やりようによってはいくらでもキツくできるのだが、一人でもできる、時間や負荷を簡単に調節できる、場所を選ばないという意味でとっつきやすい運動ですね。

無難なのは定評のあるストレッチを選ぶこと。
例えばラジオ体操第一・第二。
全身の筋肉や関節を動かすようにデザインされた体操だから、ストレッチとしても優秀である。
体が覚えているはずだからとっつきやすく、見かけ以上にカロリーを消費するのでダイエット向きでもありますよ。

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