夏真っ盛り、海・山・プールなど、レジャーで忙しい季節です。
でも気になるのが紫外線。太陽光線を浴びたお肌は、どんどん老化が進んでしまいます。
日焼けは紫外線によって起こります。この紫外線について考えてみましょう。

紫外線にも種類がある

●長波長紫外線
ガラスやメガネも透過し皮膚の深部まで影響、肌を黒くします。
日焼けサロンで使用するのはこれがメインとなり、色素沈着の原因となる紫外線です。

●UVB(中波長紫外線)
量は少ないのですが、肌への影響はUVAの1000倍もあります。
肌が火照ったり、赤く腫れたり、水疱ができたりするのは、この紫外線のせいです。

●UVC(短波長紫外線)
殺菌灯の光と同じくオゾン層でカットされますが、最近はオゾン層ホールが問題視されており、皮膚癌増加などの危険が推測されています。

日光と老化の関係

日光にはビタミンD活性作用があり、くる病を予防し生体の成長に役立っているのですが、 日光の当たりすぎは細胞の老化を早め、シワやシミの原因となります。

皮膚癌の発生は、黄色人種は白色人種に比べ低いのですが、 オゾン層の破壊が問題となっている今、成人になったら不必要に過剰な日光浴は控え、外に出る時はサンケア用品を使用するようにしましょう。

日焼け後の処置方

日焼けは紫外線による一種のやけどです。
海水浴場などで長時間、日光にさらされると、皮膚症状の他に頭痛・発熱などの全身症状を起こすこともあります。

・木陰など涼しいところへ移りましょう

・体を冷やしましょう

・水でぬらしたタオルを体に当てたり、ぬれたシャツを着て風に当たりましょう。

・水風呂やシャワーも効果がありますが、短時間(氷風呂は不可)にしましょう。

・顔の日焼けはぬれたタオルを顔に当て、氷のうで冷やしましょう。ただし、皮膚をぬれたままにしておくと、かえって日焼けをしやすくなりますので気を付けましょう。

・火ぶくれなどができた場合は、皮膚科に受診しましょう。発赤や火ぶくれができている時は、皮膚のバリアーが壊れている状態です。 更なる日焼けや化粧は、症状を悪化させますので止めましょう。

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