梅雨の時期は体調不良になりがちですよね

「気象病」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことがないという方も多いかもしれませんね。しかし、例えば「雨が降ると昔の傷が痛みだす」というのも、実は気象病の症状の一つなのだそうです。気象病とは、気温や湿度、気圧などの変化によって引き起こされる自律神経の乱れのこと。なぜ自律神経が乱れるかというと、気象の変化は体にストレスをもたらしてしまうからです。自律神経が乱れると、関節の痛みや頭痛・めまいを引き起こすと言われています。以前は天候と体調に関連性があるということはまやかしだとされることもあったようですが、近年急速に認知されはじめている病気です。梅雨の時期には気圧が低くなることが多いため、不調を訴える人が多くなるのだそうです。

自律神経とは

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの私たちの体の活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。相反する働きがあり、交感神経が強く働いている時は、副交感神経の働きは弱くなり、副交感神経が強く働いている時は、交感神経の働きが弱くなります。
昼間は交感神経が働いて、活動しやすい状態にする。夜間は副交感神経が働いて、昼間の活動での疲労やダメージを回復する。この二つの働きで、私たちは活発的で健康的な生活を維持しています。二つの関係は、一方が上がると一方が下がる「やじろべい」をイメージすると分かりやすいでしょう。

自律神経を整えるには

●睡眠をしっかりとる
睡眠中は副交感神経が働き、心身の疲れを取り除きます。
夜更かしが続くと副交感神経の働く時間帯に交感神経が働き、神経の働きの切り替えがうまくいかなくなります。
●生活のリズムを整える
私たちの体には、一日の体温・ホルモン分泌・睡眠などのリズムを整える「体内時計」があります。生活のリズムが乱れると体内時計のリズムも乱れ、自律神経の働きにも影響を与えます。起床・就寝・食事の時間をできるだけ規則正しくし、リズムを維持することが大切です。また、体内時計は朝の光を浴びることでリセットできます。朝は、カーテンを開けて太陽の光を浴びたり、電気をつけて部屋を明るくしましょう。
●適度な運動を行う
散歩やウォーキングなど、軽い運動は自律神経の働きを整える効果があります。
●リラックスする時間をとる
交感神経の興奮を鎮めるには心身の休息が必要です。音楽を聞いたり、お風呂に入るなどリラックスした時間をとりましょう。
●食事のバランスに気を付ける
食物に含まれるビタミン・カルシウム・ミネラルなどは自律神経の働きを整える作用があります。インスタント食品や偏食に気を付けて、バランスよく様々な食品を摂るように心がけましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。気象によって体調が悪くなりやすいかどうか人それぞれかと思いますが、梅雨の時期は体調を崩しやすい気象です。良い体調のまま仕事するためにも、体のケアを怠らないようにしていきましょう。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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