シーズン1位ヒューストン・ロケッツとシーズン5位ユタ・ジャズの対戦となったウェストカンファレンス・プレイオフセミファイナル。
カンファレンスファイナルへ駒を進めたのは、ヒューストン・ロケッツでした。

4勝1敗でロケッツの勝利

ロケッツのホームで始まったプレイオフはロケッツの勝利となりました。
スコアはこちらの通りです。
【ロケッツホーム】
1戦・○ロケッツ110-96ジャズ●
2戦・●ロケッツ108-116ジャズ○
【ジャズホーム】
3戦・○ロケッツ113-92ジャズ●
4戦・○ロケッツ100-87ジャズ●
【ロケッツホーム】
5戦・○ロケッツ112-102ジャズ●

第2戦で敗れはしましたが、危なげなくロケッツがカンファレンスファイナル進出を決めました。
ジャズとしては、ポイントガードのルビオが、怪我でこのシリーズでに出場出来なかったのが痛かったです。1stラウンドのようなルビオの活躍が、このシリーズでもあれば、ロケッツを慌てされる事も出来たかもしれなかったです。

14-15シーズン以来のカンファレンスファイナル

ウェスタン1位。リーグ全体1位。今シーズン唯一の60勝オーバー。
今シーズンの成績に恥じない戦いぶりで、カンファレンスファイナル進出を決めたロケッツ。
現役最高のポイントガードの1人とも言われるクリス・ポールを獲得。ポイントガードにコンバートし、プレイヤーとして大きく成長したハーデンがいるのに、ポールと競演は出来るのかという声もありましたが、そんな声もどこ吹く風と言わんばかりに、チームとして機能しています。
前回のカンファレンスファイナルは、1勝4敗でNBAファイナル進出は叶いませんでしたが、今シーズンはホームコートアドバンテージもあり、ホームで初戦を迎えれるだけに、大チャンスでしょう。

サプライズチームのジャズの終戦

イースタンのサプライズチームがシクサーズであれば、ウェスタンのサプライズチームは間違いなくジャズでしょう。
エースだったヘイワードの移籍で迎えたシーズンもシ開幕から怪我人に悩まされ、一時は19勝28敗でプレイオフ戦線に絡みもしない状況から、ルーキーのドノバン・ミッチェルの大活躍と共に、驚異的な追い上げでウェスタン・カンファレンス5位に食い込み、カンファレンス・セミファイナルにまで進出。
シーズン前、シーズン途中まで誰も予想していなかった結果ではなかったでしょうか。
イースタンのシクサーズ同様に、カンファレンス・セミファイナルで敗れてはしまいましたが、ドノバン・ミッチェルという大きな才能を手にした今シーズン。
ジャズにシステムはしっかりしているだけに、あとはスーパーなプレイヤーの存在があればファイナルも目指せると思っています。過去のカール・マローン&ジョン・ストックトンのような選手です。
それを担えるだけの才能をミッチェルには感じるので、これからのジャズに大いに期待できそうです。

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