シーズン2位ゴールデンステイト・ウォリアーズとシーズン7位のサンアントニオ・スパーズの対戦となったウェストカンファレンス・プレイオフ1stラウンド。
勝ち抜けたのかゴールデンステイト・ウォリアーズでした。

4勝1敗でウォリアーズの勝利

ウォリアーズのホームで始まったプレイオフはウォリアーズの勝利となりました。
スコアはこちらの通りです。
【ウォリアーズホーム】
1戦・○ウォリアーズ113-92スパーズ●
2戦・○ウォリアーズ116-101スパーズ●
【スパーズホーム】
3戦・○ウォリアーズ110-97スパーズ●
4戦・●ウォリアーズ90-103スパーズ○
【ウォリアーズホーム】
5戦・○ウォリアーズ104-91スパーズ●

ウォリアーズのカリー
スパーズのレナード
両チームのエースが欠場となったシリーズ。
さすがスパーズと思える粘りは見られましたが、番狂わせが起きる気配もなく、ウォリアーズがセミファイナルへ駒を進める形なりました。
第3戦以降のスパーズは、長年ヘッドコーチを務めるグレッグ・ポポビッチHCが、奥様の死去により、チームを離脱。エースと名ヘッドコーチ不在の影響は大きかったです。

ウォリアーズはエース不在でも、デュラントにカリーとグリーンのオールスター選手が機能していました。特にトンプソンにシュートタッチはシリーズ通して良く、カリー不在に穴を埋めた結果の4勝1敗でのシリーズ勝ち上がりでした。

セミファイナルはペリカンズと対戦

セミファイナルの相手は、1stラウンドでシーズン3位のブレイザーズに負けなしの4連勝で勝ち上がってきた、ニューオリンズ・ペリカンズとの対戦です。

ペリカンズに1stラウンドは、アンソニー・デイビスに活躍だけでなく、レイジョン・ロンドとドリュー・ホリデーのバックコートがシーズン以上の活躍を見せていただけに、デイビスだけでなく、この2人を抑える必要性も出てきてます。
そしてカリーが復帰するかどうか。
当初セミファイナルから復帰と言われていましたが、セミファイナル第3戦からという報道もあり、どこでカリーが戻ってくるかまだわからない状況。
勢いに乗っているペリカンズだけに、カリーの復帰がどこからになるかポイントになりそうです。

スパーズに転換期がやってくるか

NBAトップ5、人によってはトップ3に入るとも言える選手のレナードが開幕から欠場。途中復帰するもすぐに離脱し、今シーズンは9試合のみ出場に終わったスパーズ。
それでも97-98シーズンから続くプレイオフ連続出場は途切れることなく21年連続と伸びました。
ダンカン・ロビンソンにツインタワー時代から、ダンカン・パーカー・ジノビリのBIG3時代に移り、ダンカンの引退が近づくと同時に、レナードが成長しレナード時代となり、時代が変われど強さは変わりなく続いてきましたが、今シーズン途中にレナードの去就についてのきな臭い噂があり、ジノビリも今シーズンで引退濃厚。パーカーの引退も近づきつつあるなど、来シーズンのスパーズは不透明な状況。
来シーズンも変わらぬ強さは見せるのか、それともついに転換期となるシーズンとなるのでしょうか。

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