枝豆よりは劣りますが、グリーンピースも100gあたり1.7mgと鉄分を豊富に含む食材。野菜類として考えればトップクラスです。100gあたりのカロリーが100kcal以下と豆類として見た場合には低カロリーな食材でもありますから、献立に加えやすいのも嬉しいポイントと言えます。
グリーンピースは鉄分だけではなく、造血過程で必要とされる葉酸・植物性鉄分の吸収や利用をサポートしてくれるビタミンC・赤血球膜を丈夫にする働きがある亜鉛など造血に関わる栄養素もバランスよく含まれています。またナイアシンなど血管を拡張することで血液循環をサポートしてくれる成分も含まれていますから、造血成分の補給と合わせて血行不良の軽減にも効果が期待できます。

生活習慣病予防

グリーンピースには、食物繊維の栄養が含まれています。
グリーンピースに含まれている食物繊維は、便秘の解消や生活習慣病の予防に効果があります。
また、体内で水分を含むことで膨張し、満腹感を高めるのでダイエット時の空腹対策にも効果的です。
食物繊維はグリーンピースなどの野菜や果物に多く含まれるので、普段お米や麺類ばかり食べがちな人は意識的に摂るようにしてください。

むくみ予防

グリーンピースには、カリウムも多めに含まれています。
グリーンピースに含まれているカリウムは、塩分の摂り過ぎが懸念されている現代人は、意識して摂りたい栄養です。
水分代謝を促す栄養なので、塩分の摂り過ぎで引き起こされるむくみの改善や予防に効果が大きく発揮されます。
その他にも、筋肉を正常に収縮させる働きもあるので、足がつりやすくて悩んでいる人にもおすすめです。

味覚や性欲にも

グリーンピースには、亜鉛も含まれています。
亜鉛は、正常な味覚を感じるために必要な味蕾(みらい)を作る栄養です。また、性欲の維持にも大きな効果を得られるでしょう。
亜鉛不足は、味がよくわからなくなったり性欲が減退したりするなど、生活の質を落とす原因となるので気を付けましょう。

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