ビタミンCが豊富

柿のビタミンC含有量は果物の中ではトップクラスです。
柿は100gあたり70mgのビタミンCを含んでおり、ビタミンCが豊富なイメージのあるみかん、グレープフルーツ、キウイよりも多くのビタミンCを含んでいます。
ビタミンCの1日の摂取目安は成人男性90mg、成人女性75mgですので、柿1個~半個ほどで1日に必要なビタミンCはとれてしまいます。また、柿の葉茶にもビタミンCがたっぷり含まれています。
柿に含まれているビタミンCは、副腎皮質ホルモンの合成を促し、ストレス対策にも一定の効果があります。また、ビタミンCには強い抗酸化作用があるので、活性酸素を取り除き、老化防止の役割も期待できます。

抗酸化作用

柿の栄養素で次に注目すべきはタンニンです。
タンニンとは、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持つ栄養素です。柿の渋みの元となる成分です。
柿に含まれているタンニンには強い抗酸化作用があり、老化防止や動脈硬化の予防などの効果が期待できます。
また、柿にふくまれているタンニンには殺菌・消臭効果があるため、虫歯や口臭の予防にも役立ちます。アルコール分解作用もあるため、二日酔いにも効果的です。

むくみ予防

柿にはカリウムも豊富に含まれています。カリウムは、ミネラルの一種で細胞内の水分量を調整する栄養素です。
柿に含まれているカリウムには血圧を安定させたり、むくみを解消する効果、筋肉の収縮を正常に行う作用などが期待されます。

甘柿と渋柿の違い

柿には1,000以上の種類があるといわれていますが、大別すると渋柿と甘柿に分けられます。
渋柿は果実が熟したときに渋みが残る柿で、元々の柿は全て渋柿でした。甘柿は渋柿が突然変異した種で、熟す前は渋いですが、熟したときに甘みが強くなる品種です。
渋柿は渋みが強いため、渋抜きをしなければそのままでは食べられませんが、甘柿はそのまま食べられます。
ちなみに、甘柿と渋抜き柿の栄養を比較すると、両者の栄養にさほど差はありませんが、甘柿の方がビタミンCがやや多く、渋抜き柿の方がカリウムがやや多く含まれています。

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