抗酸化作用

バジルには「βカロテン」「ビタミンE」「ビタミンC」など、抗酸化作用をもつ栄養素が数多く含まれています。
特にβカロテンの量は他の野菜と比較しても含有量が非常に多いため、抗酸化作用の効果がより期待されているんです。
そもそも抗酸化作用とは、体内に増えすぎた活性酸素を除去してくれる働きの事で、この活性酸素が体内で増えてくると、血管や細胞を錆びさせていき、心臓病や脳卒中・ガンの原因になる可能性があるそうです。

骨粗鬆症予防

身体にカルシウムが不足してくると骨がもろくなり、骨粗しょう症になりやすいと言われています。バジルには、100g中240mgもの「カルシウム」が含まれており、これは牛乳100g中に含まれるカルシウム量の倍以上の含有量なんです。
また、カルシウムを骨に取り込む作用を持つ「ビタミンK」や、カルシウムと共に骨を強化してくれる「マグネシウム」も、バジルには多く含まれています。
骨粗しょう症は直接命に関わるような病気ではないと言われていますが、骨折等を繰り返して起き上がれなくなり、そのまま寝たきり状態になってしまう人も多い怖い病気です。
バジルを摂取することで、日頃から骨粗しょう症を予防しておくといいですよ。

リラックス効果

バジルは香りが良いことで知られていますが、その香り成分である「リナロール」や「カンファー」、「オイゲノール」などには、リラックス効果があると言われています。
特に、精神的に疲れたときや不安を感じている時の効果が大きく、心のバランスを正常に保ち、気持ちを落ち着かせるには最適なのだとか。そのため、大事な会議の前や、受験前などに向いている香りかもしれません。
収穫したばかりの生のバジルは特に強い香りを放ちますが、乾燥したバジルでも香りを楽しむことができます。
また、バジルの香りがするアロマオイルもあるので、気軽に利用してみると良いかもしれません。

ビタミンAが豊富

バジルには、同じく脂溶性ビタミンの一種、ビタミンAも多く含まれます。
ビタミンAは、目の網膜内にあって光の認識に関わるロドプシンという成分になり、視力を支える効能があります。
また、暗いところで視力がきかなくなる夜盲症の発症リスクを軽減してくれます。
ビタミンAはバジルの他に、レバーに非常に多く含まれており、アンコウやうなぎの肝、海苔などの食材にも多く含まれています。

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