強豪・カブスへ移籍決定!!

日本時間2月14日にアリゾナ州メサのキャンプ施設で入団会見を行いました。
背番号が親しみのある「11」に決定し、6年契約で、総額1億2600万ドルプラス出来高で契約しました。現在31歳のダルビッシュ選手、6年契約を結べるだなんて、期待されている証拠ですね。日本人ピッチャーがメジャーリーグで認められていて非常に嬉しく思います。
入団会見でダルビッシュ選手は、「カブスというすばらしい球団に入団できて非常に光栄です。評価に見合うような結果を出せるように頑張っていきたいですし、早くチームになじめるようにしたい」と、あいさつしました。
新天地が決まり、新たな旅立ちをするダルビッシュ選手。
これまでの経緯を紹介していきたいと思います。

日本球界での活躍

ダルビッシュ選手は、2004年のドラフトで東北高校を経てドラフト1位で日本ハムファイターズに入団。
東北高校時代は、1年生の秋からエースとして君臨し、甲子園も経験しました。高校通算成績は67試合に登板し、防御率1.10という驚異的な数字を残し、松坂大輔選手以来の怪物と称される活躍をしていました。
日本ハムファイターズ入団後の1年目のシーズンでは、怪我に悩まされ、思うような成績が残せなかったものの、2年目のシーズンから才能が開花。2年目のシーズンから6年連続2桁勝利を挙げるとともに、日本球界7年間で、MVP2回、最優秀防御率2回、最多奪三振3回、最高勝率1回などのタイトルを獲得。現ヤンキーズに所属する田中将大選手とともに、球界を代表する投手にまで成長しました。

メジャー挑戦

2012年のシーズンオフにメジャーリーグのテキサスレンジャーズと契約を結び、メジャーリーグに移籍しました。
入団1年目からローテーションの一角を担い、ルーキーながら16勝をマークし、一気にレンジャーズのエースに君臨しました。2年目のシーズンでは、277個の奪三振を奪い、野茂英雄氏以来となる最多奪三振のタイトルも獲得しました。
順調にメジャー生活を続けていましたが、2015年に右肘の故障で戦線離脱し、トミージョン手術し、初めてメジャーリーグでの挫折を味わいました。
2017年のシーズン途中でニューヨークメッツへトレード移籍。自身3年ぶりの2桁勝利を挙げ、ワールドシリーズ出場に大きく貢献しました。
そしてシーズンオフにFAとなり、移籍先を探していました。今までの結果が認められ、強豪のシカゴカブスに6年契約という大型契約で契約を結びました。
徐々に全盛期の活躍を取り戻しつつあるダルビッシュ選手。新天地、カブスでの活躍に期待したいですね。

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