虫歯予防

正しい歯磨きを行うと、歯と歯茎に溜まったプラーク(歯垢)を適切に取り除くことができるため、虫歯や歯周病のリスクを軽減させることができます。
プラークは口内の食べ物の残りかすに細菌が繁殖してできる、白くてねばねばした物質ですが、水に溶けないため、デンタルリンスなどの口内洗浄剤では十分に取り除くことができません。
歯磨きは、歯の健康を守るのに不可欠な大切な習慣です。

歯周病予防

歯周病になると、歯を支える骨が溶けて、最終的に歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病の原因は歯垢(細菌の塊)です。
歯垢が溜まると歯茎が腫れて炎症を起こし、歯周病に繋がります。
歯磨きで歯垢を取り除けば、炎症は改善していきます。

お風呂で磨くと更なる効果が

お風呂に入ると体が温まって、身も心もほぐれやすくなります。そんなリラックス状態にある時に歯ブラシで口の中を刺激すると、成長ホルモンの「パロチン」が分泌されやすくなるそうです。パロチンは歯や骨の再石灰化を助けるだけでなく、全身の代謝を良くして肌や髪の毛も健康な状態に戻す効果もあるため、別名「若返りホルモン」とも呼ばれます。赤ちゃんの肌がキレイなのは、ヨダレがたくさん出てパロチンの分泌が盛んになるからなのだそうです。
パロチンは24歳をピークに、加齢と共に分泌量が減少します。また、ストレスによっても分泌されにくくなるそうです。そのため、忙しい大人の女性ほど意識的にパロチンを出す必要があります。お風呂で歯磨きは、それにまさにうってつけらしいです。
パロチンが分泌されると代謝がよくなるため、ダイエットの効果も期待できます。極端なダイエットはかえって代謝を下げてしまうこともありますが、お風呂で歯磨きなら健康的に代謝を上げられるのでオススメです。
ちなみに、ダイエットに適温なお湯は40度。食前に15分間40度のお湯に浸かると、食欲が抑えられると言います。逆にぬるめのお湯は胃腸の動きが活発になってお腹が減りやすくなるそうなので、温度には注意が必要です。



歯磨きは虫歯予防など、口に関する効果しかないと思っていましたが、
まさかダイエット効果や美容効果があるとは知りませんでした。
ちょっと意識して歯を磨いてみたいと思います。

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