血液型によって痩せやすい食材と痩せにくい食材が違う?!

〇〇を食べたら痩せたという〇〇ダイエットが流行っても、あまり効果が感じられない人もいるのは、個人差だったり体質だったりあるようですが、実は「血液型の違い」がこれに関わっているという説があります。この考えを元に考案されたのが、「血液型別ダイエット」です。

このダイエット法は、血液型によって太りやすい食べ物、太りにくい食べ物があるというもので、自分の血液型に合ったものを中心に食べてダイエットをするというものです。必ずしも、という訳でもないようですが、ぜひ参考にしてみてください。

狩猟生活をしていた最も最古の血液型「O型」

人類の始まりの血液型は「O型」だと言われています。アフリカで生まれた人類が世界に広がっていったというのが現在の定説で、アフリカでは現在もO型が多数派で、また南米やアメリカも多く、日本では約3割。世界で最も多く、狩猟民族がルーツと言われる「O型」。胃酸の分泌が盛んで、肉、魚など動物性タンパク質の消化が得意とされています。逆に、乳製品や穀物の消化はそれほど良くない傾向にあるそうです。「O型」のダイエットは、タンパク質をしっかり摂ることが大切で、ダイエット中だからと言ってメインのおかずとなる肉や魚を減らし、野菜やフルーツ、ヨーグルトばかり食べるのは効果が出にくいそうです。

・O型が痩せやすい食材

赤身の肉(牛肉、ラム等)、青魚(さんま、さば、いわしなど)、さけ、まぐろ、玉ねぎ、ほうれん草、オクラ、ブロッコリー、かぼちゃ、プルーンなど

・O型が痩せにくい食材

小麦製品(特にパン、ケーキ、パスタ、クッキーなど)、インゲン豆、乳製品、芋類、なす、キャベツ、とうもろこし、ナッツ類、アボカド、ココナッツ、オレンジ、いちごなど

野菜中心が望ましい農耕民族がルーツの「A型」

狩りをして暮していた人類の生活が、農耕をするようになったことで食べるものが変わり、食事や生活が変わることで生まれた農耕民族がルーツと言われる血液型が「A型」。野菜や穀物など植物性の食品が体に合うと考えられ、動物性タンパク質や乳製品、動物性脂肪が消化されにくく負担がかかるので、あまり量を摂り過ぎない方が良いそうです。また、脂の多い肉類よりも魚がおすすめで、肉類なら鶏肉が良いです。「A型」には和食が適しています。

・A型が痩せやすい食材

緑黄色野菜、にんにく、玉ねぎ、大豆製品(納豆、豆腐、味噌、小豆等)、青魚(さんま、さば、いわしなど)、さけ、玄米、そば、ベリー類、パイナップル、グレープフルーツなど

・A型が痩せにくい食材

鶏肉以外の肉類、鰻、貝類、甲殻類、乳製品、卵、唐辛子、キャベツ、バナナ、マンゴー、パパイヤ、ココナッツ、乳製品など

お肉や乳製品もOK!遊牧民がルーツの「B型」

日本では約2割、アメリカやヨーロッパに少なく、中央アジアに多い、過酷な環境の下で、様々な食べ物を口にしていた遊牧民がルーツの「B型」。消化酵素の分泌が活発で高い免疫力を持ち、幅広い食品を取り入れることができます。全血液型の中で最も消化能力が高いとされ、唯一乳製品もOKです。

・B型が痩せやすい食材

赤身の肉(牛肉、ラム等)、レバー、青魚(さんま、さば、いわしなど)、さけ、卵、緑の葉野菜(ケール、ほうれん草など)、乳製品、バナナ、緑茶など

・B型が痩せにくい食材

鶏肉、小麦製品、レンズ豆、そば、ごま、アボカド、ココナッツ、柿、とうもろこし、ナッツ類など

A型とB型の特徴を併せ持つ「AB型」

発生して1000~1200年程度と考えられている最も新しい血液型である「AB型」は、日本では9%、世界では5%ほど。A型とB型の特性を兼ね備えており、やせやすい・やせにくい食材は、それぞれA型、B型と共通する傾向にあるものの、例外もあるようです。魚や豆腐など大豆製品、低脂肪であれば乳製品もOKで、全体的にバランスよく食材を摂ると良いそうです。

・AB型が痩せやすい食材

大豆製品(味噌、納豆、豆腐など)、青魚(さんま、さば、いわしなど)、ほうれん草、ブロッコリー、さつまいも、ぶどう、レモン、グレープフルーツ、キウイ、低脂肪の乳製品

・AB型が痩せにくい食材

鶏肉、加工肉、鰻、そば、ごま、インゲン豆、アボカド、バナナ、オレンジ、マンゴーなど

関連するまとめ

腰痛にはハムストリングをマッサージしよう!

ハムストリングをストレッチすることにより、腰痛が改善される効果があります。

もずくってあのヌルヌルが良いみたいですよ!

沖縄ブームの影響もあって広まったモズク。近年は腸を整えるメリットが紹介されたこともあり、再びフコイダンなどの…

関連するキーワード