「カレーは飲み物だ」という人はなんとも男気があって格好良いなと思うのですが、だいたいそのようなことをいう人は丸みを帯びた体型をしている人が多い印象です。現在、ダイエットブームということで、やたらと健康志向に偏りがちな人ばかりで、あれはカロリーが高いから食べない、あれは糖質が高いから食べないなどなど、煩いなと思ってしまう今日この頃です。その中でも大敵とされている食べ物が、みんな大好きカレーライスでしょう。カレールーは言ってみれば油を飲んでいるようなものとも聞いたことがあります。
でも、カレーライスはとっても栄養のあるスタミナ食でもあるんですよ。さあ、あなたはカロリーが気になって食べないのか、それともカレーライスの栄養に魅了されて食べるのか、ジャッジをお願いします。

バランス栄養食

カレーライスとはカロリーが高いというには、もう説明しなくても大半の方がご存知な事実と思います。では、逆にカレーライスの栄養ってと聞かれると答えられない人も多いはず。調べてみましたよ。
カレーに入れる具材にもよりますが、ポークカレー。ビーフカレー、チキンカレーなどのお肉を具材に入れるカレーは言うまでもなくタンパク質の宝庫です。タンパク質とは三大栄養素の1つで、筋肉の生成には必要不可欠な栄養素です。このタンパク質が少ないと筋肉質量の減少は当たり前ですが、肌荒れなど、実は美容部分にも大きな支障をきたす事につながります。更に具材には人参やジャガイモ、玉ねぎなど根菜類や緑黄色野菜も豊富に取れます。そしてライスを食べれば、完璧な栄養バランス食といったところです。バランス良く食事の取れない方なんかはカレーライスをおススメしたいほどです。

認知症予防にも

カレーには、香辛料も多く含まれています。その中の1つにターメリックという黄色の香辛料があります。このターメリックはカレーには欠かせない鮮やかな黄色が特徴のスパイスで全体をまとめる厚みのある風味を引き出してくれるんです。そして更にすごいのが、ターメリックに含まれる「クルクミン」という成分には注目すべき効果が豊富で、中でも、認知症を引き起こす悪性物質のダメージから脳の神経細胞を守る働きが期待できるそうなんです。
物忘れの激しい私にとっても持ってこいの香辛料です。

脂質も豊富

食べ過ぎには注意で、要はカロリーが豊富という点。しかしカレーのルーには脂質も豊富に含まれており、その脂質の不足は血管や細胞膜の脆弱化につながるため、脳出血を発症する可能性が高くなると言われています。また、脂質はカラダを動かすにも絶対不可欠な栄養素です。脂質を取らないように気をつけている人も多いですが、糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素はバランスを崩すとかえって良くないので、バランス良く食べれるカレーは本当におススメです。
ただいずれもエネルギーとして使われないと脂肪へと変化して蓄えになってしまうので、食べ過ぎには注意といったところでしょうか。

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