2019年に世界ラリーが日本で見られる?!

WRCは『World Rally Championship』の略で、国際自動車連盟 (FIA) が主催するモータースポーツにおける世界選手権のひとつ。レースというと、主に専用のサーキットで、同時に数十台のマシンが走って順位を競うものを思い浮かべる方が多いと思いますが、ラリーはSS(スペシャルステージ)と呼ばれる、一般道の一部を閉鎖したコースを、1台づつマシンが同じスタート地点からゴール地点までを走行し、そのタイムを競います。

WRCは1973年にスタートし、世界各地で行われていたラリーの大会を、シーズンを通してチャンピオンを争う選手権として誕生。日本では世界ラリー選手権と呼ばれています。

そのWRCが、早ければ2019年、日本で復活開催するとの噂が!!

、、、とはいえ、新たにWRC開催を希望している国は日本だけでなく、世界中にあり、アジア近辺だけでも、中国、韓国、インド、ニュージーランドの5カ国が開催に積極的と言われています。しかし、ライバルは多いとは言え、今シーズン、トヨタが復活したことで日本開催実現にむけて追い風が吹いているそうです。

実は以前も日本で世界ラリーは開催されていた!

ところでそのWRCはかつて日本でも開催されていたんです。2004年から2010年の7年間、北海道で開催されていました。コース名が標準的な日本語ではなく、北海道古来のアイヌ語の地名によって名づけられていたことも特徴だったようです。

初開催時は、札幌から遠く、観客動員に苦しんだ十勝開催。それが札幌開催に移行されましたが、これがWRCの全イベント中最悪の完走率となり、改善が要求されましたが、2回目の札幌開催の時、FIAが要求した安全性が確保できないと見做され、翌2011年のラリースケジュールから日本開催がなくなったそうです。

日本開催の候補地は?

気になる開催候補地としては、福島県を含む東北南部や、伊豆半島を含む静岡県、佐渡島を含む新潟県などがあげられていますが、最有力は愛知県と岐阜県の両県の山間部を中心とした地域と言われています。

どこになるにせよ、日本開催が実現したら見に行ってみたいと思います。2017シーズンもクライマックスに向かい、より白熱してきましたが、日本開催の続報にも期待ですね。

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