過去には金メダルも

オリンピックのマラソンと言うと過去には2000年のシドニーオリンピックでは高橋尚子選手が金メダル。次の2004年のアテネオリンピックでは野口みずき選手も金メダルを獲得し日本の強さを証明しましたね。しかしここ最近では、10位以内も入れないほど、他の国のレベルの高さも実感しますね。

競歩では2016年リオオリンピックでは荒井広宙選手が日本競歩界で初めてのメダルの銅メダルを獲得しました。競歩界でも日本のレベルは徐々に上がっていることでしょう。

競技の概要

ロード(一般道路)で実施される種目はマラソンと競歩である。紀元前5世紀、ギリシャのマラトンに上陸したペルシャ軍をアテナイ(アテネ)軍は討ち破る。勝利の知らせをアテナイに伝えるため、若い兵士がマラトンからアテネの約40キロメートルを走り、「われ勝てり!」と伝えて息絶えたという。そうした言い伝えからその名がついたマラソン。アテネ1896大会(男子のみ)以来、オリンピックでは欠かさずに行われており、数あるオリンピック競技のなかでも最も人気が高いものの1つですね。

競歩は「歩く」速さを競う種目で、常に左右どちらかの足が地面に接していなくてはならない。また、前に振り出した脚が接地してから腰の真下に来るまで膝が曲がってはいけません。

ポイント!!

現在、世界で行われているマラソン大会では、選手と一緒にペースメーカーが走ることが多いです。ペースメーカーがいると、選手は彼らについていけば設定のラップが刻めることや、風除けに利用することもできるため、良い記録が出やすいからですね。しかし、オリンピックのマラソンにはペースメーカーがいないため、選手は自分でペースを作っていかなくてはなりません。また、選手同士の熾烈な駆け引きも行われます。仕掛けるタイミング、仕掛けられた時についていくかそれとも自分のペースを維持するか、追い抜くタイミングはいつかなど、注目すべきポイントは多いですね。

歩くタイムを競う競歩では、走ってはいけません。両足が同時に地面から離れないかなどを審判員が厳しくチェックし、明らかな反則に対しては「レッドカード」が示されます。同一の選手に対して3人以上の審判員からレッドカードが出されたことが確認されると、その選手は失格となります。競歩は、相手選手、自分の記録、気象条件だけでなく、厳しいルールとの戦いでもあります。

最後に

2020年の東京オリンピックでもロードの競技、マラソンと競歩では大きく盛り上がるでしょう。最近ではマラソン界ではメダル候補の選手の名前があがってきませんが、高橋尚子選手や野口みずき選手みたいな選手が現れてくる事に期待したいですね。競歩に関しては荒井広宙選手がリオオリンピックに続きメダルを獲得してくれる事に期待ができますね。

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