雨がシトシトと降り続いたここ最近の関東地方は、2度目?の梅雨明けが訪れ、再び夏の暑さが戻ってきましたね。こんな暑さが戻ってくるとカラダもバテバテ、喉はカラカラといったところで外出すらする気がなくなってしまいますよね。そんな中、G1馬たちは秋の本番に向けて体力温存すべく休養に入っていますが、何とかして秋の本線に出馬したい馬たちにはそんな悠長なことは言ってられません。ということで、サマースプリントシリーズ第5戦。夏の短距離走でもあるキーンランドカップが、今週末の札幌競馬場にて開催されます。集え、スプリンターたち。
以下が出走馬になります。

イッテツ
エポワス
シュウジ
ソルヴェイグ
ナックビーナス
ネロ
ノボバカラ
ヒルノデイバロー
フミノムーン
ブランボヌール
マユキ
メイソンジュニア
モンドキャノン
ライトフェアリー

以上、13頭の戦いです。

データ通りに行けばこの馬!?ソルヴェイグ

ここ10年のデータからいって、牝馬の戦績は7-4-4-36といった内容で、10年間で7回も牝馬が勝利している結果となっています。そしてその牝馬の中でも3歳馬が2勝、4歳馬が3勝といった具合なので、この条件に当てはまる馬といったら、牝馬でもあり、今年4歳のソルヴェイグということになってきます。
前走のヴィクトリアマイルにしても決して悪くない内容でした。正直いって相手が悪かったとしか言いようがないのかなと思いました。4番枠から完璧なスタートを切って難なくハナを取れた感じでした。ミッキークイーンやルージュバックといった重賞馬を相手となっていたので意識せざる得ない状況で、ペースは超スロー。流れてしまうと段階的にスパートをかけてくるミッキークイーンを完全に防げたことはパーフェクトなレース展開も、やはりトップスピード勝負となった場合にアドマイヤリード、デンコウアンジュたちを抑えることがあできなく、スマートレイアーとソルヴェイグの間から差してきたアドマイヤリードに完敗。それでもクイーンズリングにも競り勝ったのは強くなった証拠とも言える走りでした。
舞台が札幌ということもあり、スローで動いてもトップスピードに持ち込まれても逃げきれる可能性は大いにある。ここはデータどおりに逆らうことなく、ソルヴェイグを軸に考えていきたいところです。

なんとなく臭う!四位騎手&ヒルノデイバロー

ダートから芝に代えて挑んだ阪急カップの3着、UHB賞では2着と確実にステップアップしています。もちろんこのまま1着へとは思ってはいませんが、ただ、札幌競馬場と四位騎手の相性は良いということは頭の片隅に入れておいた方が良さそうな雰囲気を感じています。<br/>この馬の特徴は、逃げも先行も差しもできる馬だけに、どんな入り方をしても、ある程度の安定感を保てる、そんな特徴かなと思っています。<br/>前走のUHB賞では、2番枠から飛び出したイッテツを追うような形で先行策となりました。イッテツが押してハナを主張してくれたことにより内が空いたというラッキーもあり、出だし出遅れたぶんロスなく内内で3コーナーまで順調にレースを進めることができた感じでした。最後も軽く外に振られたところもありますが、速い流れの中でもトップスピードで負けている感じもなく、なんならあと100mあればイッテツを差していたといってもおかしくない上がりスピードでした。どんな番手からでもレースはできるとは思いますが、やはり先行策で売ってほしいところ。欲を言えば3番枠内を確保できたら複勝率も上がるのかなとも思っています。

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