スターホースを次々と輩出しているディープインパクト。そのディープインパクトといえば言わずと知れた三冠馬で国内敵なし。ただ一回だけハーツクライに負けたのみと、とにかく武豊&ディープインパクト軸にしておけば、何かしらの馬券が絡むといった、今には存在していない超スターホースだったという感じです。
昨年に関しては圧巻で、皐月賞のディーマジェスティ、日本ダービーのマカヒキ、菊花賞のサトノダイヤモンドと三冠全てがディープインパクト産駒。さらにオークスのシンハライト、秋華賞のヴィブロス もディープインパクト産駒ということで、あと桜花賞を勝っておけばという感じで、昨年はとにかくディープインパクト産駒さえ抑えておけばといった感じでした。昨年限りで引退したマリアライトは、牝馬ながらも宝塚記念で怪物ドゥラメンテや、キタサンブラックを制して勝ったり、マイルの世界でブイブイ言わせていたミッキーアイルなど、とにかく昨年はどのレースでもディープインパクト祭りといった感じでした。しかし、ここ最近のディープインパクト産駒勢がなかなか勝てていないことに、意外にも気がついている人は少ないような気もします。

ディープインパクト産駒に凱旋門賞は無理かも!?

ディープインパクト自身も海外ではフランスの凱旋門賞に挑戦したのですが、全く噛み合わず惨敗といった成績でした。その時はリアルタイムでで観戦していたのですが、あの圧倒的強さのディープインパクトが負けるなんてあり得ないと思っていたわけですから、それはそれはショック以外の何者でもなかったのをハッキリと覚えています。そして、その子供のサトノダイヤモンドが今年の秋に挑戦も、本線の凱旋門賞はおろか、前哨戦のフォワ賞すら勝つことができなかった結果となってしまいました。
昨年を振り返っても、日本ダービーを制したマカヒキが凱旋門賞に挑戦。前哨戦のニエル賞を勝ち、やはりマカヒキの強さは本物と思っていたのですが、本線の凱旋門賞では14着と惨敗に終わってしまいました。それ以降、マカヒキの強さを引き出せずに、完全にスランプへと落ち込んでしまっている感じです。
逆に、ステイゴールド産駒のオルフェーヴルは非常に強かった。そん印象で、斤量差がなければ悲願の凱旋門賞制覇を成し遂げたに違いないレースを見せてくれました。オルフェーヴルはステイゴールドのように馬場状態関係なしに、しっかりと走りきれる素質を兼ね備え、さらに圧倒的なトップスピード持続力を持っていた感じで、ディープインパクト以来の日本が代表する強い馬でした。ディープインパクトとオルフェーヴル、強さは本物ですが、全く違った素質を持っており、ディープインパクトのように飛ぶ馬ではなく、大地をしっかり掴める馬の方がフランスの芝に対応できるのかもしれません。今でいえばサトノクラウンを挑戦させても面白かったのかなといったところでしょうか。

早熟過ぎなのか?

未だに強いのは変わりないディープインパクト産駒。しかし、デニムアンドルビーなどにも言えるようなことですが、オークスを取るまでは良いとして、そこから先の成長が止まってしまっている気がししてなりません。2歳新馬からクラシックまではある程度筆頭として考えられるものの、その後、古馬になってからはパッとしている馬が少ないような気もするのがディープインパクト産駒です。勝ち鞍数は間違いなく多いのは多いので単なる思い過ごしなら良いのですが。古馬になってからははステイゴールド産駒やキングカメハメハ産駒の方が、自力がありそうな雰囲気を持った馬が目立つなと。逆に、ディープインパクト産駒は、それまでに培ってきた素質という貯金を崩しながらなんとか勝っているのかなといった印象です。あくまで印象なので気にしないので欲しいのですが。
かつてのディープインパクト王国と言えるような環境ではなくなって来ているのは確かで、オルフェーヴル産駒も2歳戦線で活躍しておるし、ロードカナロア産駒も目立って来ています。今年のクラシックに関しては、皐月賞のアルアインただ一頭。牝馬に関しては、ダイワメジャー産駒のレーヌミノル、フランケル産駒のソウルスターリング、秋華賞に関してはハービンジャー産駒のディアドラがといったところが制覇し。いよいよディープインパクト王国も崩れ始めているのかな?そんな気がして来ている今日この頃です。

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き39歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。